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story 8
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2021.04.15
2020年4月8日のFBより
最近ではFBはあまり開くことさえなかったのですが、久々に投稿してみます。
GARDENも9日から休業に入りました。
そこに至るまで、他の経営者の皆さん同様大きな葛藤がありました。
サービス業はどこも同様に、残業代や社会保険料などの人件費が大きく、僅かな利益の中から納税や銀行返済を行なってるところがほとんどだと思います。
だから運転資金だって売上げの3ヵ月なんて溜まるはずもなく。
そもそも2、30%の売上げ減は想定していても、ゼロなんて想定は誰もしないでしょう。
ウチはオフィスに優秀な財務がいるので、かなり精度の高い資金繰りシュミレーションをしていますが、4,5月の売上げがこんな感じだと、まともに全て支払っていたら、大型融資を入れても半年で完全にショートします。
こんなシュミレーション想像もしたことなかったので、数日は食欲どころか吐き気と絶望感に襲われました。
でも結局のところ、普段において業績が下がったり、何か不正をして自社だけが窮地にいるのではなく、全世界レベルでの問題なんだから、悩んでもしょうがない!という希望的開き直りで今に至っています。
GARDENはNYにも店舗がありますが、すでにNY店は3月21日より閉鎖状態で、スタッフも完全自宅待機です。
VISAの問題や外資ということもあり、適用できる補助もまだないまま、スタッフは不安な毎日をずっと耐えています。
「だいぶ慣れました!」とは言ってくれますが、毎日何度も救急車のサイレンが鳴り響くと怖くなるそうです。
僕は日本も同じ様な状況に陥ると思っていたほうがいいと思っています。
もちろん社会背景の違いで、そこまで死者が出ないとしても、感染の広がりや危険性、それを封鎖するための期間やそれに準じて起こる経済の停滞。
不安を煽るつもりは全くありません。
ただ「そうならなかったらラッキー!」くらいに考えて、コロナ封じに日本も取り組むべきだと思っています。
これから都の休業要請の業種が発表されますが、「美容業は要請から外す。。。」
あるコメンテーターは、「これからも続けて喋らなければいい。。。」とか、様々に言っていますが。
「じゃあお墨付きもらえたね!」って、営業継続や再開なんて話しになると、スタッフの安全や国家としてのコロナ封じのために、お客様を断念したスタイリスト、倒産のリスクを抱えてまで休業判断した経営者達が混乱してしまいます。
営業継続しているサロンと休業したサロンを巡って是か非かとか。
苦しんでる人たちの揚足を取る様な発言とか、SNS上とはいえ悲しくなります。
今は一日でも早く普通の生活に戻るために、それぞれができることを、助け合いながらみんなで実行する時。
次男は4月に入ってから一切外出してません。
「そうじゃなきゃ早くもとに戻らないだろ!」
今自分が感染して家族にうつしたら、会社が危ないって事が怖いみたいです
今は世界レベルで起こっている未曾有の嵐に耐える時。
早く過ぎ去る事を祈って、出来ることをやって、嵐が去った未来に復活を誓って我慢すること。
みんな苦しいし、みんな耐えてるから、お互いを理解し応援し合える空気が生まれたらいいなと思っています。