story 68

2021.08.22

 

タリバンの政権が復活しました。

 

若い人は興味関心もないでしょうが、、

あの米軍機に捕まってでも出国したいという群衆の映像はインパクトがあったのでは!?

僕も若頃は、身近に起こって自分に関係にある事しか興味関心がありませんでした。

というより他のことに気がまわる余裕がありませんでした。

そして美容師という職業に対する、自分の中での目標やミッションを見出せずにいた20代後半の自分がいた事は

このブログでも触れました

 

19962001年に及んだタリバンの政権が、アメリカにより崩壊したのがちょうど僕が30代半ばの頃。

世界中にタリバンの抑圧から解放された人達の映像が流れ。

ブブカで顔や髪を隠すことを強いられていた女性たちが、先ず最初にしたのは「髪を切り」「お化粧」をしたこと、、

 

僕たちの仕事は「豊か」であることが前提。

女性が美しくいられる世界は先進国であり平和の象徴。

逆を言えば、美しくファッショナブルである女性が増えるほど、豊かさや先進国であることを手放したくなくなるはずで、だから戦争に向かわなくなる社会になっていくのでは!?

そんな「美しく生きる」ことを提案できる僕たちの職業に、改めてミッションや誇りをその時に感じました。

そしてそれはGARDENにとっても大切な一つの想いとして、数年前の社内用VTRでも製作して伝えて来ました。

 

ミャンマーの軍事政権や香港、そして次は台湾と、時の政権が民主主義を否定した時、我々の思う自由は普通でなくなります。

オリンピアが失踪したり帰国を拒むことも普通に起きている今。

日本という国に住む僕たちは、どんな考えを持って、どんな生き方をして、若い世代に何を伝えて行くべきでしょう。。

 

このコロナ禍で、政権や国や制度など、あらゆるところの問題点や改革の必要性も明らかにはなったけど。

それでも先人達が築き上げた国家や、大切に育ててくれた親のおかげで、まだまだ豊かで自由に生きられる環境にいるということ。

ワクチン接種が遅いと批判する人は多いけど、実際あれだけの人を動員する国家プロジェクトを動かすために、中には報酬さえ貰わずにやっている人だっています。

これからパラリンピックも始まり、僕たちが簡単にできてしまうことさえままならない人達が、僕たちの想像を超えるような姿を見せてくれます。

だからちょっとでいいから立ち止まって、冷静に自分達の置かれている環境や、その中で自分達がどんな生き方をしていくのか?を考えてみてください。

 

個人の力で世の中が云々と言ったって、そんな簡単ではありません。

でも少なくとも自分自身と向き合って行けば、自分の周りにいる「大切な人達」には大きな影響を及ぼします。

だから、批判するだけだったり、できない理由だけを掲げることは辞めましょう!

誰にだってそれぞれに合った素晴らしい生き方や可能性があります。

 「自分らしく輝く」ことを大切に!

そんな気持ちを一人一人が持てるGARDENであって欲しいと願っています。