story 12

2021.04.16

 

自分でこれを書いていても、まだ美容学校にも入学していない!?

あと何年分!?最後までもつの?、、、

 不安は少しある、、

 

でもなぜか不思議と当時が鮮明に思い浮かびスラスラと文章が出てくる。

アウトプットに乾いていたのかもしれない、、

 なんかもっと上手く手短に「こうだ!」みたに伝えられればいいんだろうけど。

 すみません、、

 

例えばまさに昨年入社してくれた新入社員。

 「 どれだけ休業させられるんだ、、」

 経営者という立場では本当に申し訳なかったんだけど、、

でもアフターコロナの時代においてはもう一度ハングリーな時代に戻って行くとも思っている。

 

以前であれば4月から普通にお給料をもらえて、先輩達にあたり前に教えてもらって、残業代から何から何まで会社が負担して、、

環境はよりホワイトになっていく一方だけど、美容師人生において一番大切なアシスタント時代に「何がスタンダードになるか?」でその後がほとんど決まってしまうと思う。

 普通に休んで練習もほとんどせず、、なんとなく気を遣いながら先輩もそこそこに接し、、

センスのいい人はそれでもなんとか掴んで行くだろうけど、、、

 

「人より上手くなりたいなら人の倍やる」

 いつしかこんなことを言うことさえ古いみたいな風潮になっていたけど、、

 そんなことはどんだけ時代が変わろうと変わりようがないのに、国の制度や世の中の風潮がそうやってどんどん弱い人間を育てる方向に向かっていた、、

 そしてそれでもなんとかなるような幻想を抱かせるように。 

話しが逸れるので元に戻します笑)。

 

圧倒的な量をこなすためにはそのモチベーションとなるのは2つ、

「不遇な環境を変えて登って行きたいと思うハングリーさ」

「目標に対する思いの強さ」

 

不遇な環境というのは今の時代はあまり感じる人はいない。

ただ「アンチ」みたいなことはあってそれは後程触れます。

「目標に対する思い」っていうのもよほど強くないと自分一人では頑張れない。

でも厳しい環境でも、そこに仲間やライバルがいて、周囲がそれを当たり前にやっている環境におかれると、人は意外と周りに感化されてできたりする。

 もちろんそれに合わない人は辞めて行くのだろうけどそれはお互いのため。

 

人は最初は辛くても習慣までしてしまえば当たり前になる。

朝晩練習することが習慣になってしまえば歯を磨く事と同じ。

 

去年の新入社員は普通に出勤さえできなかったから、一つチェックが受かることでも「ヨッシャー!!」ってなっていた。

 日でも早く出勤できるように、、

 日でも早くモデルさんができるように、、

 生活が苦しい中でも必死に頑張ってくれていた。

 

経営者の立場の僕の発言としては問題あるかもしれないけど、、

 絶対に将来GARDENの核となる世代になれると思っているし、そういう風に育ってほしい幹部とも話している。

 そんな彼らに僕も同じ様な時があって、同じように苦しい時代を乗り越えてきたこととかを少しだけでも感じてもらえればいいかなぁ、、

 

何度も言うけど、決して押し付けではありません、、、

 そんな感じで更に続いて行きます。