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story 70
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2021.09.07
マネージメントが優秀だと人の能力を100%発揮させることはできるかもしれません。
ただ200%発揮させようと思った時、、
そもそも経営して行く上では、経営者の望むことを100%やって貰えばそれでよく、200%発揮して貰おうなんて考えもしないと思います(笑)。
普通の経営であれば。。。
僕が当時考えていたGARDENの理想は、それぞれが個性を200%の発揮できて、自立しながらもお互いのプラスマイナスを共有できて、それが一つのチームとなっていること。
組織というよりは甲子園で優勝する野球部の様なもの(笑)。
PDCAだけでは発揮されない人の可能性を引き出すこと。。。
それが「輝く人」を生み出し「人」の可能性を最大限に引き出し、そんな人が更に人を輝かせて。
その可能性への憧れが、時代を革新して行くエネルギーになるのだと思っています。
スター選手やアニメが流行ることでそのスポーツの層が広がり、そして優秀な人が集まることでレベルが上がって業界を押し上げる。
憧れを発信する存在がない限り、若い人達が魅力を感じなければその業界は衰退して行くだけ。
自分がこの業界を目指したのもそんな単純なことで、そんな単純な憧れを無くしてはいけないというのが、GARDENの大きな存在意義になっています。
そのためには「ヴィジョンの伝達と物語」
熱くなれる様なヴィジョンにトップが本気で向かう姿と、それを為し得ることで心に刻まれる物語。
その二つがしっかりと噛み合うと人は予想外の力を発揮し、人生において忘れ得ない経験をすることができるものです。
今でもそれは経営においてとても大切なことだと思っています。
ただし当時とは明らかに変わったことがあります。
それは僕の目指すビジョンと役割です。
今甲子園を目指すようなビジョンを語り、それに向かって情熱を持って背中を見せる役割は交代したトップの河野です。
若いスタッフに未来を語り、物語をメイキングしながら新たな旗を目指すのは彼らの役割です。
僕はさらにもっと先の未来、甲子園で優勝した後のプロの世界もしくはその先。
情熱を持って取り組んだ先にある、現実に人生を幸福に生きて行くための具体的なプラン。
その一つが独自FCによるセカンドラインでもあります。
GARDENのスタイリストはタレントでもあり、そんな人たちのそれぞれの多様な人生プランの具体化が、今自分の役割でもあり、何よりこれから最も実現したいことです。
『輝く美容師』×『ブランド』×『豊かさ』この答えを追い求めたいと思っています。