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story 59
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2021.07.02
森内や池田が入社したあと(また30年近く前に戻ります、、)(笑)
中途採用でスタイリスト経験のある強者アシスタントたちが沢山入社して来ました。
その中の一人が加藤
僕たちスタイリストは上と近かった分、将来への展望なんかも常に聞いていて。
それぞれに違う価値観の環境で育ってきてもある程度共有できました。
ところがその辺のメンバーとなると、そんな先のお店のビジョンというよりは当然ながら、、
「上手くなりたい!」
「売り上げを上げたい!」
「一旗上げたい!」(笑)
当たり前だけどそんな自分のことだけを考えて入社してきます。
そんな個が強い人間たちですから、上のいう事なんてなかなか聞かず
「アンチ管理者」みたいな感じで(笑)
森内が殴り合いの喧嘩をしたり、、、
少しだけ僕も「愛の鉄拳」を喰らわせていたのもこの時期で(笑)とにかく色々大変でした。
加藤もまさにその中の一人で、今みたいに人の話しを聴く
『仏の加藤』(笑)
からは想像もできない感じで、、、
未だに公表できないようなやんちゃな事件も何度か起こしていました。
そんな中でのニュートラル計画が持ち上がり。
森内のご指名ということと、その世代のメンバーの将来とかも頭にあった僕は直ぐに賛成して、新ブランドの創業メンバーとして加藤を迎え入れました。
彼も当時はプレイヤー軸。
撮影とかももちろん現役で、売り上げなんかも「森内に負けない!」って言いきって頑張っていました。
でもせっかちでドンドン前進したがる『ドS』な僕と森内に対して。
その後方支援としての問題解決や、スタッフ理解などを(最初は嫌々だったかもしれませんが、、)加藤が取り待って行くようになります。
そしていつしか須崎(ドS)森内(ドS)加藤(ドM)というSSMのゴールデントリオが出来上がって行きます(笑)。
やはりスタートから一緒に、同じ目標にむかって走って行く事で、共有と成長は大きく促進されます。
その後現在プレスで残ってくれている佐久間もこの時期に参加し、4人でまずはニュートラルの将来のために毎日話し行動して行きます。
その後今の幹部たちがスタイリストとして成長して行きますが、常に彼らのフォローをしてきたのも加藤で。
僕と森内とは違う役割において、彼らからの絶対的な信頼を得て行きました。
そして本体との亀裂、、
その時も様々に面倒な問題の矢面に立っていたのは加藤でした。
すでに僕と森内では話し合いにもならない状況においても中立的な視点で両方と話し。
スタッフに対しても一方的な僕らサイドの考えだけでなく、常に冷静にスタッフ一人一人の事を考えて立ち振る舞っていました。
退社の時も色々あって、僕と森内が一か月も先に退社しますが、それから一か月間お店に残り、本部とも調整をしながらスタッフをまとめて、最終日はとにかくお世話になったお店に対して少しでも綺麗にして終わろうと、全員で遅くまでできる限り掃除をしたことを牽引してくれたのも加藤でした。
そうやってGARDENのオープンにも賛同してくれましたが、森内同様に半分諦め(笑)的な視点で僕のことも受け入れてくれて来たと思っています。
その後GARDENがオープンしてからも、3人の立ち位置はそんな感じでバランスよくやって行くようになります。
それから今に至るまではまだまだ沢山のドラマがありますが、そこはこれから(笑)。
加藤も間違いなくGARDENを作り支えた大きな存在であり、そんな多くの人の物語によってGARDENは存在しているということです。