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2022.04.27
経営について vol 2
マーケティングって言葉を普通に美容師が使い始めたのはここ10年くらい!?
それは間違いなくホットペッパービューティーがこの業界にマーケティングの概念を持ち込んだからでしょう。
マーケティングって誰でも言ってますが、簡単に言うと「売れる仕組みを作ること」
「販売」や「販促」とは違う「売れる仕組み」ってなんぞや!?って感じですが、、
大企業でもない、まして僕達の様なサービス業に於いては、そんなに難しく考える必要性はありません。
まさにホットペッパービューティーもマーケティングのためのツールの一つで、自社の商品を「知って頂き」「購入して頂く」プロセスをどうやって仕組み化するか?です。
マーケティングの第一章第一ページには必ず「顧客は誰か?」ということが出てきます。
GARDENがオープンした16、7年前には、自社HPさえ無いサロンが殆どで、「ターゲティング」なんてことを言う美容師は皆無でしたが(笑)、最近では「マーケティングが最重要」で「知らなきゃダメ的」に、SNSなんかでは横文字を並べれば凄い(笑)みたいな勢いになってます。
でもその手前に「提供する商品は?」ってことが大切で、ここに「プロダクト」という商品を扱うビジネスと「人が手で作る」という美容業の商品の差が大きく影響してきます。
最近は人をプロダクト化させるような形態のビジネスモデルもたくさん生まれていますが、ここでも前回触れた「どんな会社(お店)にしたいのか?」という事が大きく関連していて、そこで働くスタッフが、「どんな商品を提供するのか?」ってことが先になります。
大手になると経験値の高いマーケティング専門のスタッフを採用したりと、GARDENでも以前はそんな声も上がりましたが、、
僕は経験値がどうであろうと、自社で育成しなければ使い物にならないと思っています。
プロダクトが商品であれば、一定の水準の元に様々なデータからその戦略を仮説する事はできると思いますが、、
我々の場合はその風土を知り環境を感じ取りながら、どんな強みのある商品(スタッフ)が育まれるかを感じて行かないと、そんな商品をどうやって売って行くか?って言う戦略は描けないと思うから。
今は完全にweb の世界の戦いで、例えばホットペッパービューティーもちょっとした知識があるか?ないか?で成果が大きく分かれるので、その辺の知識は重要だと思いますがそれもただの知識にすぎません。
「集客」が経営して行く上で絶対的な第一歩である以上、そこに全てが集中してしまうことは経営者として良くわかります。。。
でもまずは商品(人)ありきで、どんな人を採用して、どの様な風土で、結果どんな人が残っているのか?次第です。
何が言いたいかわかりにくいかもしれませんが。。。(笑)
マーケティング戦略はとても重要ではあるけど経営の核心では無く、ブランディングなんかも同様で、核心があってこその、それに連動した一貫性のあるマーケティング、ブランディング戦略が実現できなければ、中長期的な成果は生まれません。
「どんなお店にしたいのか?」
「どんな人が?どんなお客様に?どんな理由で喜んでもらいたいのか?」
というあくまでこちら側の主体的意志があってからのものです。
流行りモノの様に蔓延するマーケティングと言う言葉に流される前に、経営者であればその主体的意志を明確にすることが先です。
もちろん何度も言いますがマーケティングもブランディングも大切です!
マーケティングについては、また更に詳しく追記します!