story 120

2023.07.14

 

 

今年も半分を越えて7月で今期を終えます。

今期は現場目標を割った月が5月のみで、昨対費成長も109%と。

ここ数年、コロナ禍それ以前にも増した成長結果を迎えられそうです。

 

昨秋には武蔵小杉の一店舗を丸っと失ったりと(笑)大きく売り上げを失う場面もありましたが、それ以上に若いスタッフの成長が大きな要因になりました。

セカンドラインもやっとなんとか損益ラインには乗って来てこれからという感じで、来期はセカンドの成長、新たなビューティー事業やプロダクト事業も含めると、更に大きな成長になって行きそうです。

 

最近また様々な経営者とも話しますが、成長してるところに必ず共通してるのが「攻める」ということ。

これって一見単純で簡単そうだけど、、、

「攻める体制」を作るためには、そのバックグランドの安定がとても重要

TOPが走るためには、当然それについて来てアシスタントする人間もいれば、守る人間も必要。

そんな風土も必要だし、何よりTOPにはそれだけの「エネルギー」が必要。

 

規模を広げるスピードも、僕たちの時代とは違って、大体頑張って10年で10〜15億の年商規模が、今は倍の20〜30億まで行っている。

それは手法が多様化したり、もちろんそれだけ経営ということを勉強してたり。

今の3、40代にはそんなすごい経営者がゴロゴロ生まれている。

そんな中でGARDENがどうやって成長していかなきゃ行けないか?ってことなんだけど。

 

最近よく話題になっているジャニーズで例えると。

以前から自分は言ってる通り、GARDENは「部活」とか「タレント事務所」に似てると思っている。

経営側がマネージメントを効かせて管理して行くやり方と言うより、タレントの様な美容師が育って、そんな美容師に憧れてまた人が集まり。

それぞれが、自分で考え、工夫して、それぞれのオリジナルな花を咲かせて行く。

 

今、僕ら世代から上って、昔は輝いていた人もどんどん厳しくなって行ってる。

ある程度の規模までしてない限り、エースプレイヤー達が抜けて、若い世代を採用出来なければ、下降の道を辿るのは当然。

プレイヤーとしての自信があるから独立するんだろうけど、その背中を見せて後輩たちを引っ張るには限界が来る。

つくづく思うけど、この業界だけで育った人は、優秀な経営者にはなかなかなれない。

当然僕もその部類だと自覚しています(笑)。

 

でもそんな経営者でも、会社を成長し続けさせる簡単な方法があります。

それは「権限移譲」をして行くこと。

マネージメントはマネージメントの出来る人に。

リーダーシップも若い世代に。

特にリーダーシップは若い世代が集まり、成長しなければならないこの業界であれば、どんどんサイクルを回して行くべき。

だから第二、第三の滝沢君が生まれて、ジャニーズの様に出て行かないことが大切(笑)。

 

そんな自分のやり方を、周囲の人は「器」と表現するけど、GARDENをスタートした時からそう思っていたことで、自分ではこんなの当たり前だろ」としか思っていない。

創業者にしかわからない、覚悟、辛さはよく分かるけど、そうやって「溝」「限界」を作って首を絞めてるのも自分自身。

 

何度も言う様に経営はぐるぐる回りながらスパイラルの様に上昇して行くモノ。

「権限移譲」しても、最後の目指すところを失わず、見続ける役割は誰にも代われない

大きな未来と次に目指すマイルストーンを伝え続けることだけに集中して、若い世代の天井を作らない様にすること。

 

若い世代の経営者の人たちを見ているとより感じさせられます。