story 130

2024.03.27

 

「組織の目的が経営者の人生の目的」

すごく腹落ちした言葉。

 

弊社は何度かkey Messageを変更して来た。

missionも創業から決めて来たわけでもなく、何度もそんな機会や議論をして来たけど、僕の中で「こう在りたい」というその時の言葉をkey Messageとして発信して来た。

 

今でもそう思うけど、missionを決めてスタッフに徹底させようと僕は思わない。

missionとは原理原則であって欲しいけど、カルチャーとして根付かせることの方が大切で、「価値観の共有」が目的だと思っている。

 

いろんなことをあらためて学んでいく中で、今回また「価値観の共有」があらためて必要な時だと思い、役員メンバーとそれを話す機会を持った。

紆余曲折はあったが、結果として

「輝く人が人を輝かせる」というkey Messageから「人を輝かせる人がもっとも輝く」へ変更した。

 

どうしても以前は「自分自身が!」という受け止めになりがちで、結局「数字」とか「結果」と捉えられてしまっていたらしい。

僕の中では違ったんだけど、その辺の客観性が自分には足りてなかった。

で、文言を変えたことによって、お客様が主体にもなり、利他的な意味合いにも変わり、役員メンバーにとっても腹落ちしやすいと。

僕にとっても数字や規模ではなく、根を深く張って行くような、もっと「濃い組織」を作り上げることを優先する会社で在りたいという思いのカルチャーが形成しやすいと。

 

腹落ちしてないことを語る言葉は、結局一方通行にしかならない。

やっぱり「なぜ」「なんのために」というWHYが組織には必要で。

どんな場面でも「なぜか?」という説明ができなければ意味がないって、アシスタントの頃から思っていたけど、この歳でもあらためて再確認している。

 

全てに先輩が「なぜか?」という答えを持っていれば、ヒエラルキーも必要なく価値観が共有できる組織になっているはず。

スタッフ全員がそうであれば、必然的にお客様や周囲の人たちを大切にし、ありがとうや感謝を沢山周囲に与え続けて、必然的に沢山のファンが生まれ、必然的に社会から応援される会社になって行くんだと思う。

そんな自分でありたいし、そんな人たちの集団である組織が僕にとっての人生の目的だと今思っている。