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story 31
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2021.05.12
24歳の僕に戻ります。
OPERAに入社して自分はアシスタントとして再スタートを切る覚悟でした。
でも渡された名刺には「スタイリスト」と記載されていました、、、
実力がない自分に自信をつけるために、一から勉強し直すために移って来たのに、以外でもあったし不安でもありました。
当時のアシスタントのメンバーも、そんなお店だったからイケイケでレベルの高いスタッフも結構いて、そんな中でいきなりスタイリストというのはハードルが高かった、、、
それでもとにかくやるしかなくがむしゃらに毎日を過ごして行きました。
「どうしたらあんな可愛いデザインが切れるのか?」
「有名サロンが有名になる理由はなんだろう?」
そんなことを早く吸収して、以前のお店の後輩にフィードバックして、、、
「早く前のお店に戻らなきゃ!」なんて思っていました(笑)
ところが、、
技術も考え方も何から何まで、、
違いすぎてついて行くことで精一杯(ついても行けて無かったと思いますが、、)。
毎日がまさに必死で考えてる間もない、、、
有名になる理由なんて全くわからない、、
そんな日々を過ごして行く中で当時の綾小路さんの夢やビジョンに染まって行きます、、
「日本一の美容室を創る!」と。
「日本一ってなに、、?」
いまだかつて生きて来た中で「日本一」なんていうフレーズ出てきた事もなければ考えたこともない。
せいぜい高校の部活の県大会で「ベスト8を狙う!」くらいが精一杯(笑)。
それでも当時まだ20代だった綾小路さんが、「日本一になって美容業界を変える!」と言う、、
いつしか僕も完全に洗脳され(笑)、訳のわからないながらもとにかく大きな夢を見ることに同化していき。
その頃には何かわからない大きな流れに自分も巻き込まれ、その夢を一緒にみることで「どこまで成長できるか?やり抜きたい、、」
そう思う様になっていました。
そして以前の店の後輩に伝えました。
「もう自分は戻れない、、」と。
今回すべて実名で書かせて頂いていますが、実はご本人の承諾を得ていません、、、(笑)
もしこれをご覧になって不愉快等あれば変更させて頂きます。
今更あえてAさんとかNさんとか言っても大体わかるでしょうし、リアリティーがなくなります。
何よりここに実名でご登場頂く方ちは、当時はもとより今でも心からリスペクトし感謝を持ち続けている方達です。
皆様にはそこはご理解頂ければ嬉しいです。