story 60

2021.07.15

 

ゼロから『日本一を目指すと駆け抜け社会や時代までを動かして来たACQUA

運命的な出会いによってその激動期に、一番近くで全てを見て経験させてもらったことで、美容師としての自分の人生は大きく変わりました、、

 

今さら自分たちに正義があったなんて思っていません。。。

ただ何度も言うようにGARDENの生まれた背景を、今GARDENにいるスタッフたちに知ってもらうことが、これからの未来のためにとても重要だと思い書き綴っています。

GARDENは単に僕と森内と加藤が思いを持ってスタートしただけでなく様々な経緯があった中ほぼ全てのスタッフの決意と行動のもとに生まれたお店です。

 

ワンオーナーのスタートであれば良くも悪くもワンマン。

 経営理念も何もかもまずはトップの理想で全て決めればいい。

 でも僕たちの場合は50人のスタッフが大きな夢に掛けた。

そんなそれぞれの想いに答える様な「大きな理想やビジョン」が必要でした。

 『みんなの夢の公倍数』

 それぞれに違う夢を持っていてもその全てが交わるところ、、

 それくらい先にあるそれくらい大きな目標を掲げないと、50人が掛けてくれたことには答えられない。

 そんな想いを胸に焼き付けてオープン以来ずっと今までやって来ました。

 

NUETRALからGARDENオープンまでの下りだいぶ長くなりました、、(笑)

 それだけこの時期僕にとっても大きな人生の分かれ目でなおかつそれだけ多くの人を巻き込みGARDENは生まれました。

GARDENこれからを伝えるにはGARDENどうやって生まれたのか?はとても重要なことです。

 また僕自身も当時を振り返ることで、忘れかけていたことが鮮明に蘇ります。

 

14年間経営者として過ごして来た中で変化して来たことや、現実に54歳を越えた価値観の変化があるのは事実です。

 若さ故のアンチは、現状への不満をビジョンとして芽を出すパワーにはなっても時間の経過と組織拡大においては、熱き想いだけでは済まされない問題も起こり、そんなことをスパイラルの様に繰り返して行くものです。

 その中においても揺るぎないこと、、

 GARDENが存在して来た意味とこれからも存在する意味。

 なんか段々くどくなって来たので話しを進めます(笑)。

 

話しが前後しますが、、、

ようやくアイスバーグが借りれる様になった時に、スタッフたちにまだ手付かずのお店を見てもらいました。

200坪で6m天高があるとほぼ体育館です(笑)

大きなガラス窓から広がる景色や、その広さにほとんどのスタッフはキャッキャッしていましたが、、

幹部のメンバーからは、

「こんなの無理過ぎです、、」

 「リスクが大き過ぎます、、」

 「みんなで一緒にやれるなら、最初は掘立小屋だってよかった、、」

 「そうやってないところからまた作り直す事が大切なんじゃないですか、、」

 他のスタッフと同じ様に喜んでくれると思っていたら、そんな反応が返ってきました、、

 

 そこまでこれからのことを考えてくれているんだ、、

 あらためて、そんなみんなを幸せにできる様なお店にしたい!そんな風に思いました。

 

結局、、

当然後にも引けず引くつもりも無く(笑)。

 「大丈夫!これくらいのお店、年でいっぱいにできるから!!」

 そう言って強引に終了

しました(笑)。