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story 91
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2022.05.11
5月10日に「おおたかの森」がオープンして、今年前半の怒涛の出店、リニューアルダッシュがひと段落します。
それぞれに関係した皆さんは本当に大変だったと思いますが、その経験を自分のものとして、これから自分たちが目指した目標を達成できるよう頑張ってください!
おおたかの森も2年以上前からの構想でしたが、やっとオープンに漕ぎ着けたと言う感じです(笑)。
ずっと以前からそうですが、、
トップが「何かしよう!」と決めても、現場が様々に理解できて実行されるまでにはとても時間がかかるものです。
その事自体は僕は否定的ではなくて、当然トップと現場では見えてる視点は違うものです。
考えや見方を整えることや、現場の細々した調整など、どうしても人が集まってやっていく上で、様々な意見を取りまとめることは大変だし時間がかかるものです。
もちろんそれらのスピードをもっと上げて行く必要はあると思ってはいますが。。
ただこれまでと明らかにGARDENが変わって来たと思えるのは、僕がA、Bプランを出してそれを理解納得してもらっていた昔から、今は同時にC、D、Eプランが出て来て、その中でよりベターな案が実行されるという風に変わって来たこと。
簡単に言ってしまえば、幹部やスタイリストみんなのレベルが一段上がって、より高い目線で問題を捉えて、目標の実現化を考えるようになって来た結果、僕の提案以上の案が生まれ実行に移される様になったということ(笑)。
僕が見えない所では様々な葛藤もあるんだろうけど、「自分たちでなんとかして行こう!」と言う責任感というか頼もしさは、今回のこのリニューアル、出店ダッシュでは、事あるごとにビンビン感じさせてもらいました。
「やってみて初めてわかること」
僕なんか足元にも及ばない様な経営者は山ほどいます。
一時的な勢いと知識だけで、長く大きくしていくことはできないもので、そんな先輩方からは学ぶことが沢山あります。
僕も若かりし日は、そんな先輩方に対しても唾を吐くこともありましたが、全て自分に降り掛かって来るものです。。。
やった事がないのに「否定」や「でも」や「わかった風の評論家」になることが一番カッコ悪い(笑)。
ステージが上がれば、今までどうでもいい様に思っていた人達が、どれだけ自分を陰で支えてくれていたか?がわかるものです。
それに気付けないうちは所詮そのレベル!
「拡大して行くこと」の意味を理解してもらうことは難しいものです。
でもこういう「プロセス」にこそその意味はあって、人や組織が成長することがGARDENにとっての大事な「目的」。
よく「目的」と「手段」が曖昧になると言う話しがありますが、、
GARDENにとって、「スタッフの成長」こそが大きな「目的」。
そのための「手段」として、様々に「経験」を重ねてもらうための出店や組織運営があります。
そして「利益」や「拡大」はその結果だと思っています。
逆を言えば「結果」が生まれいると言うことは「目的」である「成長」が促進されているという事。
その辺の軸足をブラさず、これからもどんどん行きたいと思います!