『センスを裏付けるもの』

COLUM  Vol.6  /  hairstylist

K.suzaki 2020.08



 

『センスを裏付けるもの』

女性スタイリストで早期に伸びる人たちに共通していることはいくつかあります。

「明るいこと」

「センスがいいこと」

「センスがいい」って曖昧なんですが、、

 

仕上げに入ってもらうと、「バランス」とか「ポイントの抑え方」と言った、「何が大切か?」をもともと素質的にわかっている人がます。

多分100人をゆうに越えるアシスタントに仕上げをお願いしてきた僕の経験上でも、そのセンス的なところはピカイチでした。

ここ半年で更にブレイクして、現在GARDENの女性スタイリストでもベスト5に入る売れっ子の、GARDEN omotesando  柴田紋奈さん。

 

 

「幼稚園の頃から美容師になることを決めていました!」

親や親戚に関係者がいたわけでもないそうですが、髪をいじることが好きだった彼女は、ずっとその気持ちを変えずに美容学校へ入学します。

そしてGARDENに予約をしてサロンに足を運んだ時に、とても感じのいいお店と思いGARDENを受けて入社しました。

あやなさんが入社する前後の数年間は、GARDENが新卒採用を最大にしていた時で、同期は約60人入社しました。

原宿店1店舗でも20人の配属。

 

 

「その頃大変だったこととかは?」

毎日朝早く起きて、〜時にお店に行って〜をして、、、

夜家に帰ったらまた朝起きての繰り返し、、

何も考える暇はありませんでした(笑)。

 

 

当時は多くを採用してもお店側の受け皿ができてなくて、たくさんの新入社員が辞めて行ってしまいました。

そうやって同期が減って行く中でも、彼女は一心不乱に毎日を過ごして来たようです。

もともとセンスはあったんでしょうけど、結局それを表現できるまでの裏付けとなる努力があってこそ。

でもそれを苦と思わず自然とやれる才能もあったんでしょう。

原宿の閉店が決まり、エリアで3店舗に分かれる時、彼女は迷わず現在の表参道店へ異動します。

 

 

「田塚さんについて行きたかった!」

現在表参道店の代表を務めて、GARDENの売り上げトップクラスのスタイリスト。

「いつもすごく忙しくて、、!」

「でも色んなことを任せてもらえて自由にさせてもらえました」

 

スタイリストによって様々ですが、カラーの選定など、事細かに指示するスタイリストもいれば、田塚さんは逆で全て自由にやらせてもらえたそうです。

今でも田塚さんをリスペクトしているから、表参道店を盛り上げて行くことに何の躊躇もないと。

 

 

「スタイリストになって辛かったことは?」

これもGARDENのスタイリストはみんな共通しているんですが、

「予想以上にお客様が来なかった、、」

「甘かったです、、」

 

GARDENではデビューまでに、モデルさんの顧客リストが出来上がっていて、一定以上の内容でないとデビューできません。

その数字に基づいて管理者も本人も自信を持ってデビューを決めます。

ところが実際にデビューすると、その予想は大きく外れて、それ以上に新規を呼ばなければ数字が伸びないという壁に打ち当たります。

あやなさんも同様に苦しんで来たそうですが、「当たるまで」やり続けて今があるそうです。

この辺はGARDENとしても難しいところで、「エリア」「料金」「ターゲット」と言ったところを全体戦略で考えれば、もう少しなんとかなるかもしれませんが、、

表参道、原宿界隈でやって行くことを選択し、個々のやりたいことを優先して、将来的な事を考えると、これらの戦略を個人がSNSで結果を出す以外になかなか方法がありません。

 

そうやって必ずデビューしてからの集客の壁にぶつかる後輩に対しては、

「とにかくアシスタント時代にもっとモデルをやるべき!」

「デビューしたら本当に甘くない!という事を思い知らされる!」

「アシスタント時代から真剣にSNSにも取り組んだほうがいい!」

最近はそんな思いもあって、後輩たちのSNSの個別指導を、テクニカルメンバーに協力して自主的にやってくれています。

 

「最近はどお!?」

集客もこの半年で大きく伸びて、新規のお客様もたくさん来てくれるそうですが、何しろ余裕がないと、、

もっと時間や自分に余裕を持てる様な状況に早くなりたいと。

 

このコロナによって、新入社員は入社したもの、その成長スピードとコロナによる自粛出勤と、、

現場ではそのバランスを取るのが難しく、彼女も常にアシスタントが足りない状況が続いてしまっています。

「でもとにかくなんとかするしかないので!」

今は新入社員を早く成長させて行くしかないと前向きに答えてくれます。

 

 

「最後に30歳の時にはどうなっていたい!?」

そんな彼女はまだ25歳(本人に許可を取りました)(笑)で、この年齢でこれだけの結果を出してる人は限られています。

もちろんSNSを駆使して色んな成功例があり、上を見ればキリがないんでしょうけど、、

早く成果を出せば、それはそれなりの苦労や悩みも当然増えるわけであって、、

 

「結婚はしていたいけど、、」

「多分今とあまり変わらないかも」(笑)

「でも自分にもっと余裕は持っていたいです!」

 

彼女の趣味は巨人戦観戦と焼肉(笑)。

今は巨人戦は無理ですが、たまに僕も彼女の焼肉に、スポンサーとしてご一緒したりもしました(笑)。

毎回彼女と話す度に、内容や考えがどんどん成長していくのを驚くほど感じます。

彼女は愚痴など、相談とかは一切しないそうです。

 

『そのセンスが花開くのも、自分の思い通りの結果を生み出すことも、結局自分の努力次第、、』

彼女と話してるとそう言っているように感じさせられます。

 

 



柴田紋奈 /  GARDEN omotesando

お客様から「いつも楽しそうで、元気をもらえる!」といった声を頂くスタイリスト。常に明るく周りを笑顔にさせる人柄で、お客様との間に心地よい空気感を作りだす。一人一人の新たな一面や魅力を引き出すためにカット前のカウンセリングを大切にしている。ほどよくカジュアル感を取り入れ、明るく元気な印象になれるヘアスタイルを提案してくれます。

 

最近のインナーカラーをした紋奈さん。



カジュアルで可愛い人気スタイル!Hair/柴田紋奈



 

 

 

# センス # ポジティブ # 柴田紋奈

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