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人と繋がり成長する
GARDEN stars. Vol.29
K.suzaki 2022.10
人と繋がり成長する
GARDENもどんどん世代交代が続き、現在全店で売上No.1は彼。
スタイリストデビューしてからまだ僅か2年半。
そんな彼が店長に抜擢されて4月に新たにリニューアルした新店舗「GARDEN W」では、その後デビューしたスタイリストが全員数ヶ月でトップクラスの売上となり、今一番勢いのあるチームを作り上げています。
GARDEN W 店長 太田ヒロトくんです。
『子供時代や美容学校時代は!?』
名古屋出身で、保育園の頃からサッカーを始めて(笑)、高校卒業まで続けていました。
負けず嫌いだったのは今でも覚えています(笑)。
父が美容師、おじいちゃん、おばあちゃんも床屋で、そんな環境で育ったせいか、自然と美容師に向いて行きました。
美容学校時代は遊んでばかりで不真面目No.1だったと思いますが、
美容に関わるうちにどんどんその魅力に魅了されていきました!
とにかく地元の名古屋を離れたいという思いで、父親に勧められて見学に行ったときに、オーナーさんが魅力的だった神奈川のサロンに就職しました。
『なぜGARDENへ!?』
神奈川で働いて2年ほど経った頃、東京の美容師さん達と話していて「300万」売り上げたら一流なんだと思うようになっていました(笑)!
当時田舎の美容室の世界しか知らない自分の周りにはそんな人は居なくて。
そうなるためにはとにかく有名で大きいところ!で探して
GARDEN omotesando の田塚さんに予約したときに、なぜかフィーリングで即決しました(笑)!
『アシスタント時代はどんな感じだった!?』
生意気だったと思います。
今もですが、、、笑
最初から売れっ子スタイリストになりたくて、デビュー目標は300万だったので、とにかく目標に対して執着してました!
その目標をクリアするために、
必要なことを全てリストアップしました。
月に作品撮りも20体やり、その部門ではまず誰にも負けないしGARDENで1位になれると思ってやってました!
とにかくお客様を呼べるようになること、だからインスタでの集客は当たり前で、カットなどの技術スピード、お客様との空気感作り、メニュー提案のパッケージ化、後輩とのコミュニケーション、そして応援される自分作り。
定休日に2段予約を入れて、現GARDEN omotesando スタイリストの大和田りょう(当時アシスタント2年目)に協力してもらい、リアルに営業しながらカットスピードを磨いたり。
アシスタント時代、どんなにお金がなくても後輩とは頻繁にご飯に行ったり。
営業ではMomoさんチームにつかせて頂いて、どんなことをしたら記憶に残せるのか?またお願いしたいと思ってもらえるのか?を吸収していました(笑)。
『デビューして目標は達成できました!?』
それが、見事に初月目標達成できず、、、悔しすぎて狂うかと思いました(笑)
でもその数字には納得せざるを得ないという感じでした。
それが今の自分の実力で、、
ですが目指す姿勢に変わりはありませんでした!
集客はもちろんですが、チームのメンバーとのコミュニケーションを何よりも大切にしていたら、半年後には目標だった「300万」を越えました。
そこからは順調に伸びて今に至っています。
『Wをオープンするにあたって考えたことは?』
イケイケのカッコいい集団になろうって思ってます(笑)!
お客様はたくさんだけど、挨拶できないよね、、みたいなのが一番ダサくてなりたくない姿なので。
全員がそんな気持ちで、かっこいいことできるお店にしたいと思いました!
『デビューするメンバーみんなが伸びているよね!?』
僕が考える店長のあるべき姿は先頭を走ること。
目指す目標への執着、そしてその先の未来を共有しながら進めたことはよかったのかもしれません。
自分がスタイリストになったとき、どんなお客様に囲まれて、どんな営業をして、どんな生活をしていたい?
アシスタントはつけたいのか?
どんなことを大切にしていてどんなことを伝えたいのか?
今想像できる中で、出来る限り具体的に話して、限りなく近い未来を共有できるように話してきました。
それぞれに伝えてきたことは多々ありますが、全てはみんなが頑張った結果でしかありません!
今のWはみんな頑張ってくれて最高に楽しい良い店です!
でもまだまだ足りないです!
数字も教育も想いも、まだまだ上にイケるメンバーが揃っています。
『先日の武道館にはアシスタントとして参加したけどどうでした!?』
よしきさんがGARDENのスタッフや来場したゲストに伝えたかったことを、誰よりも僕が感じたし学んだと思ってます。
ヨシキさんはそうなるようにしてくれました。
「次はあの舞台には自分が立つ!」
そう強く思った武道館の舞台袖でした。
『有名になりたい!」って言ってたこともあったけど(笑)今の目標ややりたいことは!?』
先日福岡にあるvotanさんと会食させて頂く機会があり、とても熱く盛り上がったその会の中で決まったことなのですが、福岡のvotanさんの1席をお借りして、
福岡でサロンワークさせて頂くことになりました!
今の自分が東京という場所で感じている価値観や想いに必ず"ナニカ"影響があることは確信していて、同時に福岡で感じて得たものをGARDENに持ち帰り伝播させて行きたい。
さらにそれを全国各地でチャレンジして、後輩たちにも同じように様々な可能性を拡げて行きたいです!
もちろん有名になりたいです!
売り上げも1000万達成したいです!
でも一番難しいけど一番自分が燃える目標は、大好きな後輩たちに「自分がなりたかった美容師」になってもらうことです!
そのために様々な新しいチャレンジをして行きたいです。
『最後に後輩達に伝えたいことは!?』
売り上げ、知名度、外部の仕事、
いろんな目標がありますが、
その全てに、「自分以外の誰かが関わっている』ということ。
その「誰かがいたからこそ出来る」ということ。
感謝と愛だけは伝えていきたいです。
彼とは現在のWになって初めて一緒に働くことになりました。
数字や話しは聞いていたものの、一番驚いたのはサロンワーカーとしての「成熟度」でした。
インスタ集客で一気に売り上げを上げるスタイリストは今までもたくさん見て来ましたが、受け皿としての本人のキャパはなかなか追いつかないものです。
彼の言うように、カットスピード、お客様対応、そして何より自分を応援して貰えるチームワークが無ければ、簡単に失客して頭打ちします。
彼に何を大切にしてるの?と聞くと「人との繋がりです」と。
人との繋がりの中で「刺激」「勉強」「協力」「成長」と言った様々なキーワードに繋がるからだそうです。
そんな彼を見ているせいか、その後デビューしたスタイリストも、チームワークを大切にして凄いスピードで成長していきます。
そして今回の試みも、後輩たちが将来様々な場所でも働ける環境を作ることが、GARDENに居て出来ない事は無い事の一つにしたいと。
昔の20代は特に「我欲」の強い人が殆どで(笑)、それが自己成長の大きな原動力でもありました。
でも今の世代は、それを飛び越えたもっと精神的なものに変わっていて、ある意味大人でもあるように思えます。
そんなこれからの2、30代を牽引する様なリーダーが生まれる環境がないと、時代にどんどん取り残されて行くと思っています。
周囲やチームを思いやれる強いリーダーのこれからに、次の新しいGARDENの可能性を期待しています。
太田ヒロト HIROTO OTA
バリエーションが楽しめるショートへア提案が大人気。髪の質感が柔らくみえるカット、小顔効果が高い顔周りのデザイン、髪の透明感をアップしてくれるヘアカラーやハイライト。女性が取り入れたい要素をショートスタイルの中にたっぷりと表現。ついつい相談したくなる雰囲気の持ち主で、気取らないカジュアルな人柄も人気。一人一人のヘアスタイルの理想に対して、しっかり耳と心を傾けるカウンセリングを重要視。「理想を現実」に変える事ができるヘアデザインを、継続して提案していきたい思いを常に心に留めている。表参道のサロン『GARDEN W.』の店長としてスタッフを牽引。
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