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story 33
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2021.05.12
美容師は素敵なデザインを作るスタイリストに憧れを持つからこそ美容師を目指す。
(まさに自分もそうだったし、、)
そんなレベルの高いスタイリストさんだからこそ沢山のお客様から長年支持も頂ける。
そしてそんな憧れの人の元で働きたいと思い、また価値観の合う仲間達と、自分たちの理想とするお店を作りたいと思うもの、、、
GARDENはそれを実現していきたいとは先に話しました。
話しを戻しますが、、、
僕が「前の店の後輩たちにもう戻れない、、」と伝えたところ、、、
信じられないかもしれませんが、3人のスタッフがお店を辞めてOPERAに入社してきました。
結局それぞれ数年後には辞めて行き、今はたまに連絡を取り合うのは一人だけですが、、、
だから経営が上手い下手とか、、、
利益が多い少ないとかよりも、そういう「人の想い」を大切にしたいと思ってやってきました。
しかし、、
『憧れ』『情熱』『想い』『気持ち』
こういうワードは、創業時の結束などではとても重要だけど。
目に見えないふわっとした「感性」や「感情」などで左右されてしまうのは、「経営」ではありません。。。
それがわかっていても、自分がこの業界と廻り会えて今も幸せな人生をおくれているのは、間違いなくこの業界への『憧れ』からのはじまりで。
同じような気持ちで美容師になった後輩たち。
同じような気持ちでこれからこの業界に憧れを持つ子供達。
彼らのためにもそんな『憧れ』や『情熱』を持ち続けても発展できる組織。
今までの様にいつかは独立せざるを得ない状況を変革して、独立しなくてもいい組織。
そんな会社にしていきたいと思いGARDENをスタートさせました、、
でもすでに14年を迎えて、全くそんな組織になっていない事に、自分自身の能力の無さを悔しいほど感じます。
50歳もとうに過ぎて残された時間も限りがある中でも、そんな矛盾していて融合が難しい組織、、
まともな経営者なら目指さない様な会社。
僕はたくさんの報酬を得る事よりも何よりも、、、
自分が最初に描いた理想、そんな矛盾した会社作りという「自分との戦い」に挑戦し続けたいと思っています。
ちょっと熱くなりすぎましたね、、(笑)
そしてまた過去に戻ります。
僕は当時25、6歳かなぁ。
僅か35坪、スタッフ10名ほどだったORERA快進撃のスタートです。