story 63

2021.08.04

 

2021年8月4日を持ちまして、GARDENは創業15年を迎えます。

 

これを機に2021年8月1日より、河野悌己が取締役社長に、野田泰宏が取締役副社長に就任し、各店代表者と共に新体制が始動致します。

今後は私須崎勝己と加藤敏行は、取締役として新体制をサポートして参ります。

 

沢山のお客様、及び関係者の皆様に支えられての15年でありましたが、また新たなゼロからのスタートと考え、より高い『旗』を掲げて皆様から応援頂けるようなGARDENを目指して参りたいと思います。

15年前、様々に苦難の船出であった僕たちですが、そんな苦難を一緒に乗り越え支えててきてくれたスタッフたちの想いを大切にしながら、個々それぞれの個性を花開かせることで、お客様にとっても他にはない唯一無二のヘアサロンブランドを目指して参りました。

そう言った意味では、GARDENは優秀なデザイナーを育てる学校の様なものでもあるとも思っています。

教育者、指導者は、経営者とは少し異なり、一人一人の目指すゴールを導き、その成長のために太陽となり輝きエネルギーを与え、信念と愛情を持って全力でサポートし、何よりもその可能性を信じること、そう思っています。

自分自身そのような思いを持ってこの15年を走って参りましたが、その役割を今後二人に託し、これからの新時代に向けた新しい旗を掲げて、全力で進んでもらいたいと思っています。

この業界を取り巻く環境は大きく変化し続けています。

その変化の半歩先を行くべく、様々な多様性に対応しながら、皆様から求め続けられるGARDENであるために、新体制が軸となってこれから様々に新しいチャレンジをして参りたいと思っております。

まだまだ若輩の我々ですが、今後ともご指導ご鞭撻をよろしくお願い致します。

 

15年前のオープンの日の朝礼は今でも瞼に焼き付いています。

それから様々なことがありながらも、こうして皆様に支えられて15年を迎えることができました。

本当にありがとうございます。

そして冒頭にありました通り、これから次世代へとバトンを繋ぎ、新たな未来を目指して行きたいと思います。

オープン時より、GARDENは「My company」ではなく「Our company」であるとスタッフに伝え続け。

今はお互いがその役割を演じていて、いつかはその役割も変わると言い続けてきました。

若いエネルギーやパワーが何時の時代も大きく変えてきました。

経験者にも当然その役割はありますが、やはりこの業界は特に若いファッションやカルチャーがヘアデザインやトレンドを大きく左右し、またそんな彼らの価値観に共感できともにビジョンを描けるような人がリーダーに立つべきと思っています。

 

今回トップに立つ河野は、新卒で我々のもとに入社し23年間苦楽を共ににしてきました。

誰もが認めるエースプレイヤーであり続けた時代を経て、NYにも渡ってNY店を立ち上げて、数年間行き来もしていました。

数年前からは、事実上の現場のトップとして、またクリエイティブのトップとして、世界中を駆け巡りGARDENを牽引してきました。

彼に憧れ、彼を目指してきたスタッフ達も多く、これからはそんな彼が一人一人の個性を引き出しながら、その総合力としての強いチームを作り上げて行くと思います。

 

それをサポートするNO2の野田は、やはり20年前に新卒生として我々のもとに入社してきて、特に初めての郊外型ショッピングモールへの出店のトップとして、過去に経験のない出店を成功させて、二店舗に広げてきました。

彼はその成功に留まらず、GARDEN全体の未来を創ることに自分の人生を掛けたいと今回の職に就きました。

誰からも愛されるその明るさと前向きな人柄と、誰に対しても自分のこと以上に相手を思いやれるその包容力で、多くのスタッフからの信頼を集める彼が、走る河野を支えて行きます。

 

僕自身初めから経営者を目指したわけではなく、このブログに記した様な経緯でGARDENをオープン致しました。

そんな僕でも、目の前に精一杯向き合っていく中で、少しずつスタッフに認めてもらえるように成長することができました。

これから彼らも、今までとは違う視点で悩み苦しみながらも、少しずつこの責務と職を全うしてくれると思います。

そんな二人の創るこれからのGARDENの未来に大きな期待を抱きつつ、僕も楽しみながらスタッフみんなをサポートしていきたいと思います。

 

新体制でになっても益々皆様のご期待にお応えできるようなGARDENを目指して

参りたいと思っておりますので、これからも皆様の応援をよろしくお願いいたします。