vol 967 未来の「街」を創る

今回は不定例の全体会議。

 

 

5,6月からスタートする育成計画の発表やら確認やらと、中途採用者やスタイリストデビューの紹介やら、来年度新卒生採用の報告やら・・・

でも本当の重要な趣旨は次の出店についての詳細発表。(あっ、言っちゃった・・・まぁ結構知ってると思うけど)(笑)

詳細はまた紹介しますが、近々次のお店を出店するんだけど、そのコンセプトやメンバーの紹介など。

 

 

まさに今その件で忙しい自分ではあるんだけど、もうちょっとで自分の役割は終了で、今回も自分の中に絶対に成功できるイメージが出来上がっているので(自信過剰?)(笑)、もう頭は次の事へシフトしてるんだけどね。

 

先日のアースの國分さんとの事に触れるけど、年商20億以上やってるサロン(全国で4,50サロンくらいしかないと思うけど)っていうのは、完全に「仕組み」ができていて、幹部というポジションなりFCオーナーという関係なり、いわゆるキャリアプランが明確で、それぞれのその「仕組み」自体が強みになっている。

あと共通して1995~2005年辺りの美容ブームの際に、一気に伸びたように、自社の「強み」とそれを生かす「時流」にのって拡大している。(他にも様々なパターンがあるかもしれないけどね)

 

この界隈だと、例えばその強みを「デザイン」や「カラー」なんかに持ってる所が多いんだけど、よっぽど限られた一部の人達以外は、そっちの強みだけでは拡大には限界があって(もちろん全ての人が拡大思考じゃないけど)、やはり拡大するための組織の強みというのは、独自の明確な「仕組み」なんだろうなぁって。

 

 

そして更にもう一つは、まさに國分さんのように、明確な目標と野望を持って、トップが引っ張って行くエネルギーの強さ。

國分さんの著書「地道力」を改めて読んだけど、最初に読んだ感想と実際に話を聞いた上での感想は全然変わって、GARDENの数10倍という結果を生んでいるエネルギーの大きさでは完全に完敗で、目立てば誤解や好き嫌いも生まれるんだけど、フェラーリや浜田山の豪邸やバラエティーに出演している裏側にも、きちんと國分さんなりの考えと、何よりそれが目標に向かうツールの一つとして一環している。

 

オープンから掲げてきた事なんだけど、僕が思うGARDENの理想の姿は、こだわりの小さなお店から何店舗も展開するようなお店まで、それぞれの個性を生かしながら繋がって行けるグループで、だから何度も言うように、GARDENは「デザイン」にお家芸を持たず、スタイリストの仕事の仕方や価値観もバラバラ(笑)。

 

 

一つのコンセプトやパッケージに当てはめた「百貨店」ではなく、それぞれの個性と強さで、それぞれが魅力を発揮し、それが集まって魅力的な「街」が生まれるような感じがGARDENらしいと思うんだよね。

だからケースバイケースでしか考えようがなく、「仕組み」が組織を強く拡大させる事を解っていながらも、そこが一番難しいところでもあるだけどね。

 

でもそれも一つの強みでもあるかもしれなくて、ピラミット型や経営者育成型の経営では生みだしにくい、魅力的なスター美容師をも生み出しながら共存する新たな形を作あげていくことも、大きな差別化でもあると思うんだけどね。

 

前回書いた3カ年計画について全体会議でも触れたけど、幹部全員で決めた以上、自分は確実に絶対に実現させるつもりで、その為の具体的な方法をこれからみんなと検討して行きたいと思ってる。

「どうすればいいかなぁ・・・」なんて考えてるんじゃなく、「いつまでに」「誰が」「何をする」を具体的に決めて動き出させる事が経営者の仕事なんだけど、いかにそれが楽しそうでワクワクする未来か?ってことは、やっぱりみんなと考え創り上げて行くものなんだよね。

 

 

今の2年生までは3年後全員スタイリストになって、そんな未来支える一員なわけだから、全スタッフで一緒に取り組んで行きたいと思ってる。

他にはない強みと新たな時流に乗って、GARDENという「街」を創り上げたいよね。