vol 291 本当は「知らない」自分 

「知らない」ということはある意味とてもこわい事だと思う。

 

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若い時ほど知ったかぶりをしてしまったり、「自分は何も解らないから」ということに開き直ったり、自分自身もそういう事をしてきたけど、それは自分が世の中の事殆どを、「知らない」「解ってない」っていうこと事態に気付いていない。

 

世の中の常識や仕組み、様々な情報や、人としての品性、「知っていて」そうすることと、「知らずに」そうしてしまうこと、それによって生き方まで変わってしまう。

半径50メートルくらいを知ってれば、何とかなるのは若いうちだけで、年齢や社会的地位が高まればそれだけではすまされない。

知らないうちに人を傷つけたり、敵を作ってしまったり、いろんな意味で、人としての魅力をなくしてしまう。

 

自分が本を読んだり、いろんな人に会ったり、いろんな経験を積んでみたいと思うことも、自分が本当は、「何も知らない」という事ことを知ったからだと思う。

知性や経験をひけらかす必要はないけど、「自分は何もまだわかっていないんだ」「知らないんだ」ってことにはやく気付いて欲しい。

「これでいい」「これがかっこいい」なんていうのも、何も解っていない自分が勝手に思ってるだけで、周りの人たちはそうは思っていないかも・・・

これからは、目に見える結果よりも、目に見えにくい「品格」みたいなものが問われる時代だからこそ、自分自身ももちろん、GARDENもそんなところまでも意識改革していかなければと考えてます。