vol 349 主体的意志 

『アマン』で感じてきた事の続きになるけど・・・

 

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自分が講演とかで話す事は、細かい戦略や方法ではなく核心にあること、まず「何がしたいか?」これに尽きると思う。

ただ「自分の夢?」とか「将来?」とか、「お店のビジョン?」とか言われたって、みんながみんなイメージできるわけではないんだよね。

 

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たとえば最近、この業界で「店販商品を売っていきましょう!」っていうのが流行っていて、自分もそんな話を聞く機会もあるんだけど。

確かにお客様のアフターケアを考えたら必要な事だし、それがお客様にとってもいい事だとも思うし。

もっと裏側を言っちゃえば、今、お客様の数が増えないと言われてる時代だから、単価を上げて利益を確保する意味でも必要な事かもしれないし。メーカーさんや、ディーラーさんから言わせれば、まさにそれが自分達の利益なんだから推奨するのは当然のことだし。

 

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誰にとっても間違った事じゃないし、それができたほうがいいことだよね。でもそうゆう事って世の中にあふれかえっている。

 

誰にとって?=お客様? じゃあどんなお客様にとって?

最初から味噌ラーメン一本で勝負してきたお店が、塩ラーメンやレバニラ定食、挙句の果てにはハンバーグ定食やスパゲティーまでメニューにしちゃう。

それはちょっと大げさかもしれないけど、言わんとしてる事は解ると思います。

 

まず自分の意志をはっきりして、「誰にどう思ってもらいたか?」とか、それをはっきりさせないと、確かに頭を柔らかくして素直にいろんなことを吸収していく必要はあるけど、わけがわかんなくなっちゃう。

 

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そこでも「いいものが売れる?売れるものがいいもの?」じゃないけど、そんな判断をどんなバランスでしていくか?

そこの繰り返しを、何度も何度もしていく事によって、最後は「周りの人やお客様が」じゃなく、「自分が」何をしたいかって事が解ってくるはずなんだよね。

そしてそれと同時に、自分の弱いところや強みである武器も。

それが『主体的意志を持つ』という事。

 

だから何でも「いいこと」だからって、周りがみんなそうしてるからって、それを真似する必要は全くないんだよね。

流行ってるから、周りがやってるから、安いからとか、今しか見えずにすぐに飛びついてしまうと、結果的には長い目で見れば、何も残らなかったり、安物買いの銭失い(笑)にもなりかねない。

特に上の人間が方針や何かをやろうとする時には、「なぜ?」「何の為に?」「どんな意味があって?」ってことを伝えられるくらいじゃないと、全く意味のないことで終わっちゃうんだよね。

 

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自分の核心にあるものをいつもきちんと確認して、ぶれずにその大切なものを、もっと高めていけばいい。

『アマン』でも一流と言われてるところでも、共通してる事はそこだと感じています。

GARDENのそれは何なのか?それを考えれば、これから具体的に何をしてかきゃいけないかも少しづつ解ってくるはずです。

周りに流されず、主体的な意志を持って、そこを突き詰めていく事。

それがこれから我々が登ろうとしている階段です。

 

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だから「そこの迷ってるあなた!悩んでる場合じゃないよ!」「悩んでるんだったら自分の原点を思い出してみなさい!」って・・・

うちスタッフに言いたい事なんですけどね。(笑)