vol 33 『とうふ屋うかい』にて

ある方と芝にある『とうふ屋うかい』で食事をご一緒することになりました。

噂では聞いていましたが、今回初めて行ってみて非常にインパクトがあったので、写真はよく撮れなかったのですが、紹介したいと思います。

 

とうふ屋うかい

 

とうふ屋うかい

場所柄、皆さんタクシーで行かれるのですが、そこには番頭さんらしき年配の方が迎えてくれます。

門から屋敷までは、バックのライトアップされた東京タワーと日本庭園がミックスされた幻想的な演出がされていて、その敷地の広さも含めて期待感を盛り上げます。

 

 

東京タワー

 

 

入り口にも番頭さんらしき人が案内をしていて、受付からは着物姿の落ち着いた感じの方が、部屋まで案内してくれます。

大きめの旅館のようなその館内も至るところに演出がされていて、どの部屋もお客様で一杯です。

 

300名くらいは収容できそうなその店は、常に予約が一杯で、特に個室に関しては、かなり前からでも、予約が取れないみたいです。

自分もやはりまたスタッフを連れてきてみたいなと思えました。

 

僕が感じたことは、演出力とそれを徹底させていること・・・ある意味ディズニーランドのような感じで、こういうお店は初めてです。

一番のきもは番頭さんをはじめ、すべて大人の方たちがもてなしてくれるところでしょう若いスタッフはほとんど見かけません。

 

食事中、箱根にある旅館『強羅花壇』の話題になりました。

あるとき、100人の団体予約が入ったそうです。

『強羅花壇』は1泊5万円の高級旅館です。そこで団体料金として1人3000円づつ、つまり500万から470万にまけろと言ったそうです。

 

結果は・・・

びた一文まけずに、おかげでその団体はよそに流れたそうです。

金持ちしか相手にしないのか?よっほど強気なのか?それだけ自信があるのか?そんな話が出ていましたが、僕はきっと5万円を出さなければ、3000円でも値引いてしまったら、伝えられないものがあるんだと思うんです。

 

ただ「高い値段でいいお客を」なんて思って出来るんだったら、みんなやっています。

そんなことではなく、「自分の作り上げたいもの」「伝えたいこと」それを徹底してきた結果がそうなっているんだと思います。

 

『とうふ屋うかい』のトップの方もきっとそうなんだと思う・・・

そんなことが自分的にはとっても刺激になりましたが、難しいことは言わずただ楽しみに行ってみてください!

 

豆腐中心のヘルシー料理なので女性のかたに喜ばれると思います。

(肉中心のうちの森内さんには向かないかもしれません・・・)