ご覧になった方もいるかと思いますが、昨日BS-i『情熱スタートライン』で、GARDENの先日デビューした本田君と、惜しくもデビューを逃してしまった川島君のデビューまでの道のりを放映していました。
あんなふうにGARDENのスタッフが取り上げられることは、ある意味凄いことなんでしょうけど・・・
もちろんプロのカメラワークや編集はやっぱり違うし、テレビ向けの見せ方?もあったようななかったような・・・
でもひとつ大きく感じたことは、自分ももちろんそうだけど、GARDENがどうなるとか言う前に、まずは自分自身が美容師としてどうなっていくか?
どんな技術を身につけて、どんなデザインが作れて、いっぱいのお客様に支持してもらって。
お店のこととか、後輩のこととか、考える前にまず自分のことなんだろうな・・・
だってそのために、そこから始まる未来のために、今をみんながんばってるんだもんな。
そんなことが映し出されてたように感じました。
自分ももちろんそんなことを経験してきて今があって、だからいつもその気持ちは忘れないようにしてるつもりだけど、やっぱり今、それがリアルな彼らとおんなじ温度では感じられなくなってるのも事実で。
先日、ビュートリアムの渡辺(社長)さんと、アフロートの宮村さんと食事してた時にも話してたんだけど。
「スタッフが独立しなくてすむやりかた、これを創り上げていかないとこの業界はダメになっていくよね!」
「今までのように、トップにいる人間がお山の大将じゃだめなんだよね」
「ちゃんとみんなに『分配』がされて、みんなが豊かになっていけるような事業ビジョンを持たなければ、いつまでたってもこの業界は大きくならないよね!」って。
かっこいい、すごい美容師になりたくてがんばってる、自分がどうなっていきたいかでもがいてるスタッフが大半で、だからホテルとかレストランのようなサービス業とも少し違う価値観を持った集団なんだけど・・・
だからそんな一人一人の夢と、GARDENとしてのビジョンがそれぞれの価値観とも重なり合ってることが大切で、そうするとその最小公倍数はどんどんおおきくなってしまって。
やっぱり『世界』とかしか答えはなくなっていくんだけど・・・
番組の最後に森内さんが語っていたこと。
「僕たちは当然お客様が大切なんだけど、僕たちにとってスタッフはもっと大切。スタッフが豊かになっていけば、もっとお客様を幸せにできるはず。だからGARDENは今までのこの業界のように、自分だけが豊かになんじゃなく、みんなで豊かになっていきたい・・・」
テレビで語っちゃったんだから、ちゃんと実現しなきゃいけないよね。