NYから戻り1日サロンに出て大阪へ。
インテンスの毎秋恒例のイベントで、今回はLIMカンタロウ氏企画?による7名の「ガチバトル」。
エアー木村氏、ラグゼ板倉氏、ヴェチカ内田氏、OWN村山氏、LIMはカンタロウ氏、ソーホーからはかあこさんと、そしてdriveから秋葉さん。
最初は7人で、教育とか作品作りとか、ブランディングとかについてのトークがあり、その後インテンスさんが用意していたモデルさんにその場ではじめて対面し、カウンセリングし、初めてのお客様と同じような設定でデザインしていくというもの。
なかなか今までにない試みで、多分皆さんステージという場でしかもモデルさんの制約がある中でのデザインは、かなり難しかったんだろうけど、普段の仕事とか客層なんかも如実に表れてて、観ている方はすごく勉強になったんじゃないかなぁ。
実際のところ今求められてるのは『リアル』で、自分に置き換えられたり、同じ悩みや問題にどう向き合ってるとかで。僕も含め会場では、同時にツイッターとかで呟いてる人もいて、「カウンセリングを同じ目線でする人とそうでない人・・・」とか、そういうところなんだろうなぁとつくづく思った。
自分も参加させてもらってる『THE LIVE』もまさに『リアル』で、普段やってる事をそのままに再現し、その中にあるそれぞれのフィロソフィーみたいなものを感じてもらうこと。
これだけ情報が簡単に手に入る時代で、表面上に見えてるだけの情報では誰も何も動かず、その細部とか裏側とかを感じ取って、初めて自分にとって有益か?好きか嫌いか?を決めていくのはお客様も同じ事だと思うんだよね。
何が言いたいか?って言うと、今回のイベントだって、そこに求められてる事があるから成功するんであって、自分達の好き勝手やってても意味がないし、そこに個人やブランドとして積み上げられたストーリーやフィロソフィーがあるからこそ、感動もできると思うんだよね。
帰りの新幹線で秋葉さんと話してて、「自分達の時代は好きな事をやっても時代が許してくれたけど今は違う・・・」「まずは自分に求められてる事が何か?を知るべきで、自分がこうしたいなんてそのあとでいい・・・」
その辺を勘違いしてる美容師があまりにも多くて、「求められてる事が何か?」も解ってないし、知ろうともしないで、ただ自分のエゴだけ押しつけて「結果が出ない」なんて言ってる人に限って、見た目もだらしなく、笑顔さえ作れていないのが現状。(ちょっと話が脱線してるかな・・・)(笑)
でも今回のイベントも、出演された方達も、その辺を押さえてるから、「クリエイションのサロンへの還元」なんて言えてるんだろうし、だからこそもう少しそうい事も強く言って欲しかったかなぁ・・・なんて。
新たな試みの凄いメンバーのイベントだとは思うんだけど、何しろ実は、ツイッタ―繋がりの飲み仲間(あっ!言っちゃった)のイベントみたいなものだったから(笑)、みなさんの本当の姿を見る事ができて楽しかったですけどね。
インテンスの皆さん、出演された皆さん、毎回恒例の深夜バス組もお疲れさまでした。