「どうありたいか?」と「どうなりたいか?」って言うのは、「考え方」と「計画」という違い。
数年前、「自分ももう少し経営者としての勉強をしなきゃ!!」なんて、いろんなセミナーを受けたり、MBAの基礎みたいな学校にも通って、初めてそこでアカウンティングやマーケティングなんかも勉強して、「経営者って本当に沢山の事を知らなきゃいけないんだなぁ・・・」って思ってた時があったんだけど。
その頃アッシュの吉原社長と食事させてもらう機会があったので、「吉原さんが経営者として一番大切だと思う事って何ですか・・・?」って質問したんだよね。
そうしたら即座に返ってきた答えは、「そんなの想いだよ!!」って。
「え~!そんな事言ったって、あれだけの事業を為すための財務とか、強みであるFCの仕組みとか、人事戦略とかマーケティング戦略とか・・・」
生半可に勉強してた時期だったから、そんな事が自分の頭の中にはあったんだけど、「そういう事じゃないんですかぁ!!」って聞き直したら、「想いがあれば全て解決するんだよ・・・」って。
「ガーン・・・!!じゃぁ自分が勉強してきたのはなんだったんだぁ・・・」なんて風にはならなかったけど(笑)、なるほどそれで結構自分の頭の中がすっきりさせられた事を今でも覚えてる。
「想い」は「どうありたいか?」でつまり「考え方」で、これがあって初めて具体的な「目標」つまり「どうなりたいか?」になって、そこで初めて「計画」が生まれる。
今流行りの集客戦略やwebやSNSなんチャラっていうのは、その目標を達成させるための手法で、MBAで教えてる事もある意味そういう事で、全てはその目標を達成すると言う「想い」があっての事なんだよね。
多くの人達はこの「想い」が無く目標を立て計画を立てるから、その方法に振り回される・・・
全てにおいて自分の「原点」、つまりなぜそれを為そうと思ったのか?そこを思い出すというか、そこの火を消さないというか、そこがあれば意外と大丈夫だって事でもあるんだよね。
問題はいつの時代も誰にでも同じように起るもので、そういう事を乗り越えるエネルギーが「原点」の「想い」って事なんだよね。
だからそれさえあれば誰でも大丈夫だって事!!