vol 970 この業界の先輩について

この業界において「先輩」ってどんな存在なんだろうね。

 

 

美容師ならわかるけど、同じ店舗にいる先輩の影響はものすごく大きくて、憧れられる先輩が居るのと居ないのでは、その成長に大きく表れるよね。

 

僕が思うに、例えば「レッスンする」って事は先輩としての義務みたいなものだと思う。(だって自分もそうやって育ててもらったんだからね)

ただどんな考え方で後輩を指導するかも大事で、ただ教えるだけじゃなく、将来自分がスタイリストになった時には、まさしくそれを支えてくれるメインアシスタントになるわけで、それを任せられるくらいのアシスタントに育てあげなきゃいけないンだよね。

 

 

だから先ずは、先輩は愛情と厳しさを持って、大切に後輩を育てなきゃいけないはずで、ちなみにそんなことをブログで書いてるスタッフがいるので、読んでみて下さい。

http://ameblo.jp/108934/entry-11540769427.html

 

それともう一つ大事なことは、そうやって自分がやってきた事を任せられる後輩を育てない限りは、自分も上に上がれなくて、逆に自分が上に上がらなければ、後輩もポジションも上がる事が出来ない。

後輩がシャンプーに合格しなければ、いつまでたっても先輩がシャンプーしなきゃいけないし、先輩がいつまでも同じ立場だったら、後輩の次のポジションも生まれないよね。

で、この業界は先輩後輩の成長が表裏一体なんだけど、お互い上手く行くためには、やっぱりまずは先輩が出来る事だけをやって胡坐をかくんじゃなくて、後輩に出来ない新しい事を次々に切り開いて、どんどん上へ上って行く事だと思うんだよね。

 

 

それってどういう事か?って言うと、そうやって更に後輩にチャンスを与えていく事なんだよね。

 

自分の事はみんな忘れちゃうんだけど、みんな沢山の失敗をしたから成長出来たはずだよね?

そのチャンスを与えてくれたのは?その失敗をフォローしてくれたのは?

そう、本当の先輩のやるべきことは、厳しかろうがなんだろうが、そうやって失敗するチャンスを沢山与えられるか?でもあって、まさに経営者である自分であっても、そこは同じなんだろうなぁって。

 

 

あなたは後輩にチャンスを与え続けていますか?あなたのやってる事は、後輩を成長させるための、チャンスを増やすためのモノですか?

やっぱ先輩ってこの辺が大事だよね。