この業界のほとんどは、2・3人のいわゆる「近所の美容院」です。近所の話題と週刊誌の話題と、「昔からの行きつけだから」というお客様に支えられて、たまに講習なんかに行って「今風」を勉強する・・・
もう少し大きなお店だと、7,8人~12,3人で2,3店舗あって、マニュアルや
システムも充実はしているけど、会社としての将来が見えていなかったりすると、すぐに辞めてしまったり。
もしくはちょっと売り上げがよくて力を持っていたりすると、すぐに独立してしまったり。
GARDENのコンセプト(vol 3)でも唱っているように、我々が売っている商品は形のないもので、それは人対人が「技術」というコミュニケーションを通じて、デザイン性はもちろん、心の中にまで訴えかけていくことです。
だからこそ優秀なスタッフが必要で、「その為の採用努力」「スタッフが辞めないための環境作り」「何年か働いたら、例えば海外に行けますよ!」とか。
地方の美容室が原宿や表参道に出店してみたり。そうやって人の確保とあとは教育。「この業界は教育産業だ!」なんて言っている人もいるくらいですから。
まずは、いい「人材」、優秀な人をたくさん集めて、さらに優秀に教育し、そしてその優秀な人たちが居続けてくれるような環境作り。
これが美容室を成功させる第一条件です。