vol 137 居場所 

手ごたえを感じていたいと思う・・・

常に何かを目指して「もっともっと!」「まだまだ!」って、なんでずっとそう思い続けてきたのか?

 

突っ走る

 

「人はなんのために生まれて、なんのために存在するのか?」

20代のときに人に聞かれた事がある。

 

そのときは、なぜか考える間もなくこう答えた。

「認めてもらうため、自分の存在価値を認めてもらうため」

 

今はほかにもいろんなことを考えるけど、やっぱりそれは大きなことだと思う。

自分の創ったもの、自分がしたこと、有名になること。

名誉、地位、財産・・・

みんな大なり小なりそれを望んでいて、それが本能としてあって、「人から認めてもらうため」「人に認めてもらいたくて」そうなるためにがんばれて、そうしてもらえる場所をみつけたくて、そういう生き物なんだと思う。

 

だからGARDENはひとりひとりにスポットが当って、自分の存在価値を見出せて、「自分は必要なんだ!」っていう場所でありたい。

ひとりひとりがGARDENを自分の『居場所』だって思ってもらいたい。

がんばりたい者は、GARDENをステップにどんどん先に進んでいって、もっと多くの名声や地位を手に入れればいいし、そうじゃない者も、自分らしくこのGARDENのなかで生きていけばいいと思う。

 

走るだけ走ったほうがいいと思う、今は無我夢中で。

でもどんなに大きなものを手に入れたとしても、最後には、気がついたら、もっと小さな平凡な普通なこと。

大切な人達と平凡にいられること、きっとそうなっていくはず。

その時に「GARDENでよかった」って思えるような『居場所』でありたいと思う。

 

人生

 

ヘアデザインを提供することはもちろんだけど、そういう想いが伝わる、それが暖かい空気となって、もっと普通なこともっと当たり前な素朴なこと、人対人の仕事なんだから、そんなことが伝わるお店もいいんじゃないかな。

それがGARDENが目指していきたいお店です。