vol 159 「自由」ということ 

今日は中途入社の海道、小谷、山崎、それと剛。

 

中途のみんな

 

GARDENに入社したスタッフは、なるべく早い時期に必ず食事に行くようにしています。

それぞれ違った環境、規模、人数、場所など、そんな違った環境にいた彼らが、GARDENをどう見ているのか?話して行くといろんなことがまた見えてきます。

そんな彼らが口を揃えて言っていたことが、「GARDENはアシスタントにあまい!スタイリストがアシスタントの気を使いすぎです!」 「エッ?」「なんでも自由すぎると、勘違いしますよ!」「なるほど・・・」

 

確かにGARDENは上下関係があまりなく、アシスタントと我々がとても距離が近いかもしれません。

スタイリストに対しても、「アシスタントの気持ちを大切に考えろ」ということを、よく言っているかもしれません。

結局「自由」というGARDENの方向性の「よくない側面」だけが出てしまっているということ・・・「自由」ということの中には、「考える」ことや「自己責任」ということも含まれます。

そこを理解できていないと、ただまとまりのない、だらしない集団になってしまいます。

 

本当の「自由」はとても厳しく、自己責任の中で考え、行動し、結果を出し、それが喜びにもなり、でも時には大きな失敗もしてしまい、そんな失敗も自分で責任を取り、そこから這い上がってくるのも自分の力で、まさに世の中で生きて行くということはそういうことで、それが「自立している」と言えることです。

「だからGARDENは自由でいいんだよ!その自由を一人一人がどう受けとめてどう行動するか?そういうことじゃない?」「・・・・」わかったような、わかっていないような・・・

 

あとは、「広いお店だからこそ、全体を見ようとするとうまくいかない」そのためにチーム制になってるのに、それが機能していない!」などなど経験があるだけに、ちゃんと本質を見抜いた鋭い意見も言ってきて、多くの希望者の中から選ばれただけあって、とても優秀で頼もしいかぎりです。

 

彼らの意見をくみ上げていくためにも、いつまでも「近い」我々でなきゃいけないと思うし、こんなに真剣にGARDENのことを考えてくれてるスタッフたちをどんどん引き上げてあげたい!

もう一度GARDENの「自由」な社風について、きちんと伝えていかなければと思いました。