vol 673 正義の種類

かなり個人的な趣味だけど、自分は天海祐希が、というか彼女が演じるドラマの主人公が好きです(笑)

 

天海祐希

 

ここ何本か、たぶん同じようなスタッフで、同じようなイメージの女性像で描いてるからなんだろうけど、どの主人公も大人としてのキャリアを兼ね備え、でも可愛げのあるコミカルなところや人間っぽい弱いところもあって、でも確固たる正義感や自分の価値観を持って、それをとても大切にしている。

自分の好みの問題じゃなく(笑)、全般的に今そういった30、40代のキャリアのある女性像が、視聴者の共感を得やすく、作り手の術に自分がまさにはめられてるだけかもしれないけど・・・

 

何が言いたいかっていうと(笑)、こうして自分が経営者としてのスキルを高めていこうとすると、当然ながらその目線も変化していき、本来「自分がアシスタントだった時代に考えた理想のお店や会社」というものから、「経営者の目線でのいい会社」に変わっていく。

それは単純にスタッフやお客様都合だけの考え方から、税務や財務といった会社運営とういう具体的な側面も考えねばならず、どうしてもその時に経営者都合を優先しまい、「本来この会社を興した意味は何なのか?」がブレてきやすくなる。

 

今の民主党とか政治の世界もどこも同じで、本来一方だけから見えてた景色と、自分が責任を負う立場になって見える景色は全然違くて、そこで最初に見えてた景色を忘れずにやる事も、責任者としての都合でやる事も、どっちも間違った事ではないんだけど。

自分の考える正義はやっぱり弱い者目線というか(ちょっと違うかもしれないけど)、そもそも誰のためで何のためか?を考えてしまう。(だから彼女のドラマの中で演じられる、信念を持った女性像に共感しちゃうんだろうね)

「権力者の論理や都合に振り回されたくない!」

そう思ったからこそGARDENは生まれたんであって、それをいつも考え続けてないとね!