2月23日にセミナーをさせて頂く、神戸谷商会の谷副社長です。
この業界では数少ない、丙午生まれの自分と同級生の谷さんは、やはり同じ時代に育った共通の価値観を持っていらっしゃいます。
いつもGARDENの中で自分が葛藤している、美容師という職人的な目線と、お客様やスタッフをも考えた経営的目線。
「美容師だから」「美容師というものは」みたいな・・・美容師とはこういうものだ!的な発想に対して、「それがお客様にとって、嬉しいことなのかなぁ?」「それがスタッフにとって楽しいことなのかなぁ?」って。
一番自分がこだわってるところはまさにその目線で、『頑張ってるけど結果に出ない』ということは、すべてそういうことだと思っています。
週に3日以上外食する自分は、どんな目的でお店を選んでいるか?って言うと、「誰と?」「何を?」「話したいか?」なんですよね。
どこのお店も、今はそこそこおいしくて、値段も似たりよったりで。
ただ、その話し相手や人数や、話す内容によって、どんなシチュエーションがいいか?
それに見合った環境がそのお店にあるか?
たまにNYグリルや、有名レストランに行くのも、そこの雰囲気や空気を感じさせたいだけで、ほんとにおいしいものを食べたいときは、家族でゆっくり行きます。
だから、「うまいものを作って出せばお客は来るよ!」的な発想のお店には、自分はめったに足を運びません。
こういう考え方で、ようはお客様の目線に立った考え方をしていった場合、自分たちのお店はどうあるべきなのか?
それが、トップや幹部に見えていないと、流行るお店というものは、間違いなく創ることができません。
それが出来ないということは、いつか必ずスタッフを不幸にしてしまいます。
これからは、そこの目線があるか?ないか?で決まってしまう・・・セミナーではそんなことや、あんなことや、厳しいことや、楽しいこと。
うまく伝えられるように、頑張りたいと思います。