いつも僕の視点の話ばかりですが、現場では色んなことが行われています。
今日は『GARDEN TOKYO』オープンと同時に発信していくイメージビジュアルの撮影、今回はヘアを見せて行くことよりモードやイメージを先行させた新しい試み。
まぁあんだけのカメラマンやモデルを使って遊んでるんだから、楽しいだろうし、当然いいのができるんだろうけど(笑)。沢山見学にも来てたけど、何を見て感じて、自分に置き換えた時にどうするか?で、毎日を追われる中で、自分たちが「発信」する側にいるのか?ってね。
新店舗の関係や、真近に迫った「スプラッシュ」や資生堂さんのイベント、新卒生の受け入れや、新体制人事、毎週のカタログ撮影と、ホントにやることは盛りだくさん。
でもそれだけやったことは、必ず美容師としての自分を成長させ、気がつけば「できる自分」になってるはず。
これから会社としての組織や環境や体制は変えて行くけど、美容師として生きて行くのであれば、間違いなく美容師として「発信する側」を経験した方がいいし、時流に流されると、自分の美容師としての立ち位置を確立できなくなる。
最後に残るのはやっぱり「誠実さ」しかなくて、美容師としてのお客様に対する誠意は、当然のごとく美容師としての成長でしかないし、周囲に対しても同じことが言えて、後輩から慕われたり尊敬されない人も同じこと。
それは特別難しい事でも何でもなく、当たり前な時間を守るとかルールを守って他人に迷惑をかけないとか、例えば明日来るお客様のためにレッスンするとか、そのお客様の立場になって考えるとか、例えば手が空いてるなら掃除したりヘルプに入ったり、自分がアシスタントの時に嫌だった事は後輩にしないとか・・・
結局最後はそんなことが全てを決めて、美容師としての成長も、スタッフやお客様のための環境作りも同じことだけど、ほとんどの人が自分では解ってなかったりする。
そのためにはもっと謙虚で素直になることで、自分がそうじゃないか?を常に確認した方がいいし、いつかは篩いにかけられていくと思うよ。
日捲りのカレンダーに書いてあるような言葉だけど、「誠実さ」こそが自分もお店の将来も決める、これからのブランディングの根幹だよ。