vol 577 美容師上がりの経営者

前回大阪でお世話になったFORCISEの本島さん。

 

 

月に一度は東京にいらっしゃるそうで、今回は食事をしながらゆっくり話しました。

いろんな考え方の経営者がいて、それはこの業界に限らずなんだけど、ただ自分はあくまでも「美容師上がりの経営者」にこだわりたいと思ってる。(というかそこにしか自分の強みもないしね・・・)(笑)

結果的にはビジネスとして成功してなきゃいけないんだけど、それと同時に美容師だからこそわかる技術者としての価値とか、この業界をもっと発展させることだとか、そんなことも同時にできたらと思ってる。

今のこんな時代だから「経費を下げて地方に」、人材確保のためには「福利厚生と労働環境を完備してます」、お客様が大切だから「お客様のためなら何でもします」、「財務戦略は?」「経営戦略は?」

すべて大切な事は十分わかってるけど何か足りない事がない?

それって「かっこいい」こと・・・?

 

もちろんその捉え方は様々で、今そうして経営されてる人たちを否定するわけでは全くない。

ただ若いうちは、もっと簡単で見た目にわかりやすい、「かっこいいかどうか?」だけだと思う。

美容師として、プロフェッショナルとして、ガンガン飛ばして、創るデザインも、その姿からも生き様からも、単純に「かっこいい!」って思わせるような美容師が増えていかないと。

お客様に対しても、受身の追いかけるサービスも大切だけど、対等で半歩先を提案して、美容師として、プロとしてある意味引っ張っていかなきゃいけないとも思う。

だからこそ自分なんかは、「もっともっと学ばなきゃ!」って思うんだよね。

本島さんのような人たちから色んなことを吸収していかないとね。

「美容師上がりの経営者」が創ったお店や会社を、もっと世間に認めてもらうためにもね!