vol 602 組織にとっての『ベーシック』


同じGINZAデビアス5Fの『SALON』のオーナーでもあり、地元青森では木浪帝国を築いてらっしゃる木浪さんと、同じく東北でNO1ディラー『HIKARI』の若社長三宅さん。(ちょっと大袈裟ですか?)(笑)

 

 

今日は、2月2日にミルボン政策発表会にてパネルディスカッションをされるという、コンサルタントの藤原さんとランチしながらの情報交換。(とてもお美しい方なのに写真を撮れませんでした)

その後もマネージメント関係の会社の方と打ち合わせ、そして夜はお二人と食事しながらの経営談義と、今日1日はこってりとマネージメントモードです。

 

25年の木浪さんと、わずか3年のGARDENは、やはり会社としては天と地ほどの違いがあるんだけど、今自分が直面してることが、永く経営されてる方からはどう見えてるのか?

どんな会社にしたくて、どんな成長を辿るか?は、やはりあくまでトップが考えることでしかないんだけど。

 

僕たち美容師はどうしても現場主義で、そこの大切さを持ちながらも、戦略企画や財務面などのマネージメントも、それ以上に大切だという感覚を持たなければ、経営者としては絶対にダメだと思っている。

サロンワークだけ、デザインだけで許されるのは、プレイヤーレベルの話であって、上に登れば登るほど、同じようにマネージメントに関する意識も高めなきゃいけない。

最近つくづく思うけど、『ちゃんと』『永く』『カッコよく』やってる所の共通点は、この業界に限らずどこも一緒で、それは僕らの世界でよく言われる『ベーシック』がちゃんとできている。

お店や会社としての『ベーシック』って何?って言うと、それはすごく当り前なことで、よく言われる『整理整頓』とか、『挨拶がきちんとできる』とか、そういう一人の人間としての『当り前なことができる大人の集団』かということ。

一人ひとりがそうやって、身の回りを整理できて、自分だけじゃない周囲の人も思いやれるような状況にないと、組織になった時にただグチャグチャになるだけ。

まず一人という最低単位の段階で、最低限のルールを持っていないと、何もできないということが、やっと最近解ってきた。

まずはそんな教育と風土を作り、その上で仕組みを作っていかないと、簡単に行き詰ることが今はすごく実感してる。

 

まぁ当り前なことだよね・・・

人間的にカッコ悪いだらしない人たちが、そんな美しいものや、カッコイイものなんて生み出せるわけないしね。

美容師としての能力が高いと、どうしても本人も勘違いするし、周りもそれでしょうがないと思って、何も言われずにそのまま上になって、結局そんな程度の事しかできなくなっちゃう。

やっぱり何でも『ベーシック』が大切なんだよね。