vol 93 GAREDENのブランディング NO3

これからの時代、さらに重要なもう一つの条件。

それが何度も言っている、「お客様から見た、お客様目線のブランド価値」

 

ブランド価値

 

ブランディングの第一歩は、ターゲットを決めてコンセプトを決めることです。

例えば「高い価値観を持った女性のための」とか、だから空間には「高級感」をだして、テーマは「癒し」で、ネイルもエステも一緒にできる複合施設。

いまのこの業界のトレンドはこんな感じでしょうか?

 

でもGARDENは、ネイルはセルフサービスで、エステは行っていません。

空間も個室があるわけではなく、オープンスペースで、全部丸見え(笑)、「高級感」というよりは、むしろ「工場」か「学校の体育館」といった感じです。

有名芸能人の方から、政治家や有名企業の奥様、またOLさんから学生さん、またお子さんをお連れの方など様々なお客様がおみえになりますが、すべての方にこのオープンなスペースで、同じ様に対応させて頂いています。

 

GARDENらしさ

 

GARDENにとって、「特別扱い」をするお客様は存在しません。

皆様一人一人、どのような方だろうと、GARDENにとってはすべてのお客様が「特別」なお客様ですので。

ですから、ゆったりと個室でVIP対応をご希望のかたには向いていないかもしれません。

 

また「癒し」という環境の捉え方も、GARDENは少し異なります。

どういうことかというと、一般的に想像される環境とは正反対で、逆に適度な活気が心地よく、我々スタッフの動き、スピード、対応といったことの「総合芸術」や「パワー」を感じて頂く。

またいらっしゃるお客様達同士が、ファッションやヘアーはもちろんその個性も含めた、女性としての魅力にお互いを刺激し合う。

 

癒し

 

「ゆったりとくつろぐ」ことは、他でもできますが、GARDENではいろいろな「刺激」を受けて頂いて、内面から「元気」になってもらいたい。

ファッションやヘアーはもちろん、それだけでない何かを感じて「わたしも、明日からがんばろう!」って思って頂きたい。

それが我々が目指す「癒し」じゃないかと・・・

 

ターゲットも明確には絞りこみません。

以前お話したように、GARDENは一人一人個性の違うスタイリストが存在していて、GARDENがターゲットを絞りこむのではなく、各スタイリストがすでにテイストを明確にしています。

ですから、逆にGARDEN自体はカラーや個性を出さないように、特に我々トップのカラーが出過ぎないようにしているくらいです。

 

チェック

 

またどのようなお客様にも、誠心誠意対応したいと思っておりますが、「GARDENらしさ」が御気に召さない場合もいらっしゃるかと思います。

そうした場合は、お客様の方で選別されるので、自然と「GRDENらしい」空気が出来上がっていきます。

 

そして、この200坪のGARDENをコアに、近い将来、様々な新しいブランドを展開して行こうと思っています。その時にはじめて、ターゲットやテイストの絞込みをしていきます。

なぜなら、その為にGARDENは「個性」というものを大切にして、「個性」を確立するための育てかたをしてきて、「個性」の異なるスタイリストが活躍できる環境を創ってきたのですから。

そんな彼らの「個性」が、「好きなことが」、200%出せるニューブランド。これがGARDENの第2ステージです。

NO4へ続く
NO1  NO2