vol 97 GARDENのブランディング NO5

絶対に正しいやり方なんてありえません、我々がやろうとしている事も。

正しい

 

ただGARDENは、こういった様々なことを全部呑み込んだ上で、GARDENという「学校」を創り、そこで、美容師としての「オリジナリティー」や「リーダーシップ」さらに「システムのつくりかた」や「人の育てかた」などなど、「自立」するために、様々なことを勉強してもらい、「自分の好きな」「自分らしい」お店を創ってもらいたい。

立地から内装、もちろんネーミングも、すべて自分の中にある世界観を表現しなければダメです。

それくらいの思い込みを持たなければ、スタッフにもましてやお客様にも「伝わる」はずがありません。

 

思い入れの一つ一つが、活けてある花一輪にも表れ、そういった細やかなことの積み重ねがそのお店の「オリジナリティー」、「特徴」つまり「差別化」となっていくはずです。

だから「イタリア料理」「フランス料理」、「大きいお店」やひっそりとたたずむ「小さなお店」だっていい・・・というか、本来そうあるべきではないでしょうか?

 

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GARDENが「個性」や「オリジナリティー」にこだわるのは、最終的なその「差別化」が大切だと思っているからです。

マニュアルやデザインを統一して教えたほうが、ある意味簡単です。

「個性」を認めて「自由に」やらせると、「管理」や「統率」という事から言えば、とても大変なことです。

でもそれをしてこなかったのはこのためです。

 

「今日はお金も、時間もないからファーストフードで!」って、これからの女性は、自分のヘアスタイルに、それを任せる美容師に、それを望むのでしょうか?

 

空

 

我々が同じ「ただのTシャツ」でも、「デザイン」やブランドの持つ「世界観」で選ぶように、美容師も「世界観」や「オリジナリティー」で選ばれて行くはずです。

トップの感性や価値観が隅々まで行き渡った、「世界観」がはっきりしていてかつそれが自分の「価値観」と合うもの。

ヘアスタイルとしての価値だけではなく、ライフスタイルから「人生観」までが『共感』できるような。

これからの女性たちは、そういう美容室を求めていくように思います。
NO6へ続く
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