vol 497 継続する力

GARDENオリジナルシザーでお世話になってる、島理研の島社長と打ち合わせがてらの会食をしました。(写真を撮れなくて、これはAチーム1年生食事会の様子です)

 

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71歳寅年の、うちの父親と同じ年の島社長は、いまだに「170ヤードを6番で打つ!」という(ゴルフやってる人じゃないと解りませんが・・・)(笑)、元気全開というか、パワフルな方です。

社員の方たちは、それこそ子供のころの少年野球からの付き合いらしく、在籍24年ながらも、今だに父親のような存在の島社長には頭が上がらないらしく、でもそれくらい信頼してついて行ってるそうです。

 

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鋏の業界のことはよくわからなかったんですが、40数年間荒波にもまれながらも継続してきたその考え方とかは、どんな業界にも通用する当り前のことで。

かかってきた電話を感謝をこめてとるとか、投げ縄で一気になんてことは出来るわけがないんだから、一人ひとり地道にファンを増やしていくしかない、だから島理研は5年間も無料で研ぎをするんだとか。

いまだに朝から島社長のゲキ?というか、怒鳴り声?が飛んでるそうです。

 

「いつまでも小うるさいといけないんだけど・・・今の若い人とはちょっと違うのかな・・・?」

 

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なんか自分たちは先に先にと急ぎ過ぎていて、「当り前のことを当たり前にやる!」といってスタートしたGARDENなのに、実際に全然できてない今の状況を、「任せてるからしょうがない・・・」なんて思ってるところがあるかもしれません。

以前に「掃除のこと」と「一生懸命にやってるか?」については、自分はうるさいみたいことを言ってましたが、それさえも今では、「いつまで自分にそんなこと言わせるんだ!」くらいに思っていて、気になる時はいっぱいあっても「見過ごしてる」のが事実です。

 

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大事なことを浸透させるためには、いつまでも同じことを言い続けるしかありません。

任せて出来ないんであれば、自らがそれをしなければ、大事なことはどんどん疎かにされていきます。

 

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「先日はご馳走様でした!ありがとうございました!」食事に連れて行った1年生が、そんな当り前なことも言えない・・・

そんなことも教わらない環境で育ち、そんなことも教えていない先輩たちで、そんなお店にしてる自分たちはどうなんだろうか?

大きいとか有名とか、どこでやってるとか、そんなこと関係なくて、継続していく本当の力とか強さは、いかにそんな地道なことを繰り返し繰り返し続けているか?ということなんでしょうね。

もう2年も寝たきりで、口もきけなくなってしまった父親と同じ年の島社長に、父親の代わりに言われてるような気がしました。