GARDENオリジナルシザーでお世話になってる、島理研の島社長と打ち合わせがてらの会食をしました。(写真を撮れなくて、これはAチーム1年生食事会の様子です)
71歳寅年の、うちの父親と同じ年の島社長は、いまだに「170ヤードを6番で打つ!」という(ゴルフやってる人じゃないと解りませんが・・・)(笑)、元気全開というか、パワフルな方です。
社員の方たちは、それこそ子供のころの少年野球からの付き合いらしく、在籍24年ながらも、今だに父親のような存在の島社長には頭が上がらないらしく、でもそれくらい信頼してついて行ってるそうです。
鋏の業界のことはよくわからなかったんですが、40数年間荒波にもまれながらも継続してきたその考え方とかは、どんな業界にも通用する当り前のことで。
かかってきた電話を感謝をこめてとるとか、投げ縄で一気になんてことは出来るわけがないんだから、一人ひとり地道にファンを増やしていくしかない、だから島理研は5年間も無料で研ぎをするんだとか。
いまだに朝から島社長のゲキ?というか、怒鳴り声?が飛んでるそうです。
「いつまでも小うるさいといけないんだけど・・・今の若い人とはちょっと違うのかな・・・?」
なんか自分たちは先に先にと急ぎ過ぎていて、「当り前のことを当たり前にやる!」といってスタートしたGARDENなのに、実際に全然できてない今の状況を、「任せてるからしょうがない・・・」なんて思ってるところがあるかもしれません。
以前に「掃除のこと」と「一生懸命にやってるか?」については、自分はうるさいみたいことを言ってましたが、それさえも今では、「いつまで自分にそんなこと言わせるんだ!」くらいに思っていて、気になる時はいっぱいあっても「見過ごしてる」のが事実です。
大事なことを浸透させるためには、いつまでも同じことを言い続けるしかありません。
任せて出来ないんであれば、自らがそれをしなければ、大事なことはどんどん疎かにされていきます。
「先日はご馳走様でした!ありがとうございました!」食事に連れて行った1年生が、そんな当り前なことも言えない・・・
そんなことも教わらない環境で育ち、そんなことも教えていない先輩たちで、そんなお店にしてる自分たちはどうなんだろうか?
大きいとか有名とか、どこでやってるとか、そんなこと関係なくて、継続していく本当の力とか強さは、いかにそんな地道なことを繰り返し繰り返し続けているか?ということなんでしょうね。
もう2年も寝たきりで、口もきけなくなってしまった父親と同じ年の島社長に、父親の代わりに言われてるような気がしました。