vol 880 バリにて

今回はモルトベーネさんの研修旅行でバリ島にご招待頂きました。

 

 

3度目のバリで、今回は森内氏と一緒ということもあり、殆ど観光もせずゴルフやったりぐだぐだしてたりと、完全に「大人の休日」状態(笑)。

 

 

全国から70名くらいの美容師さんや経営者さんが来てたけど、一同に介して集まるのは珍しく、それぞれに知ってる方達だけど、あらためて沢山の刺激をもらったかなぁ。

 

 

ビュートリアムの渡部さんは大先輩世代だけど、サラの小林さんやハピネスの谷口さん、エアーの岩田さんやフォーサイスの本島さんに至ってはひと世代違うんだけど、それぞれな角度で今を見てるんだよね。

 

 

一昔前の先生方なら、「自分とは価値感が合わない!」「あいつは嫌いだ!」(笑)みたいな感じで、お互い情報交換なんてする気も無かったんだろうけど(笑)、今はそれぞれのビジネスのスタイルや美容に対する考え方を飲み込んだ上での自分のやり方とかね。

 

 

まぁそれくらいに様々な情報をキャッチしながら変化して行かないと、取り残されちゃう時代で、そういう事が急に悪い結果として表れにくい商売だからこそ、「このままでいいか・・・」と変化に億劫になってる人は、茹でガエル状態だよね。(自分もそうなってないかなぁ・・・)

 

 

本来経営なんて言うのは定量が全てで、利益が出て利回りで考えるのが当たり前なんだけど、やってる側のロマンから言えば定性的な思い入れや自己満足でもあるわけで、「プライドを持ったカッコいい仕事」と「その結果としての利益」が結びついてれば何の問題も無いけど、「プライド」とか「カッコいい」って言うのはあくまでもでもこちらの主観であって、時代が変わりそれが認められなくなれば、当然そこに矛盾が生じる。

 

 

今の時代は特に集客だとか売上げ拡大が難しい時代だから、その手法や組織を強化してる方が勝っちゃって、だから利回り?なんて最初っから考えもしないような感覚もダメなんだろうとも思うわけ。

 

 

ただ自分の場合、美容師というある意味ファッションをやってる以上は、カッコよく尖っていたいとは思ってて、だからといってスタッフが豊かになれないのは絶対にイヤで、その両方を追い求める以上は、その両方の人達を越えて行かなきゃ無理なんだって再確認できたかな。

 

 

実はこういう御招待旅行に参加するのは自分は初めてで、まぁとにかくモルトベーネさんはお金も気も遣って大変だなぁと(笑)。

 

細やかな気遣いに感謝します。(来年は自分ではなくスタッフがお世話になると思いますが・・・)(笑)