vol 616 粘り強さとしぶとさ

仕組みを決めて組織を変えて人を動かしたらこれからが本番。

 

 

徹底的に結果が出るまでしぶとくやりぬく事、これが大切。意外と上に立ってる人の殆どが、この「右から左へモノを動かす」ことだけでやった気になり、その後行動してはみるものの、その検証ができずに結果に結びつけられず、最後には何をやろうとしてたんだかさえ解らなくなっちゃうケースが殆ど。

 

 

前にも言った、計画、実行、検証、改善を繰り返していかないと、それをせずにたまたま出た答えは、運良く当たったマルバツの回答みたいなもの。

そのプロセスをやりぬくには、テクニック的なことじゃなく、やっぱり「向上心」とか「想い」なんだけどね。

 

 

森内さんが「不毛地帯」にはまってるみたいだけど(笑)、自分はNHKの「竜馬」にはまってる(笑)。

司馬遼太郎さんの小説ももちろん読んだけど、ああやってごくわずかな若い人達が世の中を変えるほどのパワーを持っていったという事実。

 

 

環境の厳しさがそれだけのパワーを生ませたのなら、時代の違いは決定的なんだろうけど、同じ日本人として、たった160年前にそんな人間達がいたことを知って、見てる人達はどう思うんだろう・・・

彼らが自分達の「使命が何か?」を感じようともがき、その「使命」を見出し、自分の「存在する価値」を見出していく姿を見て・・・

 

 

20代半ばでやっぱり司馬遼太郎さんの「国盗り物語」をはじめて読んで、それまで勉強も読書なんかもせず、もちろん自分の将来にたいした希望も見出せず、というよりは周りに依存してるだけだった自分が、どれだけ大きな衝撃を受け、また自分の可能性にも少しは賭けてみたいと思えるようになったか。

話が大きくなりすぎたけど(笑)、そんな気持ちや向上心の強さが、粘り強さやしぶとさとなって結果を生むもの。

 

 

すべての結果が生まれるまでやり抜いていきましょう!