髪書房月刊BOBによる企画、「3,0セミナー」が行われました。(写真はよく撮れなかったのですが・・・)
GARDENとDaBでのスタイリスト育成を紹介しながら、(お客様との「価値」の共感=3,0)という、これから求められる美容師や、その教育などを掘り下げて考えるという企画。
呑んだ時には(笑)色んな事を聞いてる八木岡さんなんだけど、セミナーを聞くのは初めてで、予想通りに、「ファッショの歴史ヘアの関連性」、「女性像やサロンポジションのカテゴライズ」など、資料をもとに知識と経験を駆使して、今4,50代が求めている「価値」についてロジカルに説明されていた。
一方GARDENは、知識や技術的な「価値」の共感と言うよりは、「マインド」としての共感について、4,50代の方が感じる、と言うよりはどんな世代にも共通して言えるような、美容師としてのこれからの在り方について話させて頂いた。
2部では編集長の伊藤さんを交えてのトークになったんだけど、そこで自分が強烈に印象に残ってる八木岡さんの一言が、「どんなお客様だろうと、何年通われてようと、僕は毎日新鮮な気持ちで全力でカットしてるよ」ってことで、ここにDaBの全てと八木岡さんの全てが集約されてると思った。
その行きついたところが、数カ月先まで毎日40人も有名顧客で埋まり、数十年間業界のトップに居る存在であり、DaBのデザインやスタイルであるんだと思う。
他にも、プレイヤーとして頂点に立ちながらスタッフを引っ張ってる方達はいるけど、きっとそういう「一言」をちゃんと伝えていて、そういう存在がいるってことは、やっぱり美容師の場合解りやすいよね。
最後は自宅にまでお邪魔して、10時間くらいは呑んだけど(笑)、自分にとって20代の頃は神様だった人とこんな感じに話せる事は、凄く刺激的だし不思議な感じかな(笑)。
で、更に次の日は大阪モードケーズの金井社長や、ネオリーブの横山さん達と、「これからのトータルビューティー」だとか、「店舗展開やFCの在り方」なんかについても熱く語り、こんなに振り幅広く、色んな方と話せる自分はつくづくラッキーだなぁと(笑)。
よく「オンリーワンか?ナンバーワンか?」なんて議論があるけど、僕の場合は「オンリーワンだからだからこそナンバーワンになれるし、それを目指すべき!」って思ってる。
どこにあるどんなタイプのサロンでさえ、認めて下さるお客様や、そこに共感できるスタッフが多くいる事がオンリーワンであり、だから僕にとってはサロンのタイプや規模なんて関係なく、凄い人は凄いし、そんな人達からまだまだ沢山勉強したいかなぁ。
まぁお酒もほどほどにしながらね(笑)。