「今日のお相手は?」
そう、元レオン編集長で、現在はウェブマガジン『@Zino』を立ち上げられた、「元祖ちょいワルオヤジ」の岸田さんです!!
14、5年来のお客様『CIGAR CLUB』の大野君の紹介でご一緒させて頂きました。
岸田さんといえば今や本業はもちろん、テレビ出演からラジオ雑誌のレギュラーなど飛ぶ鳥を落とす勢いの忙しさで、自分とは明らか違うステージいらっしゃる方なので、お会いするまではちょっと緊張していました。
実際にお話ししてみて、まずこんな僕にもすごく気を使って頂いて。
マスコミ業界の方は、どうもその独特なあまり良からぬ雰囲気を醸し出されてる方が多いのですが、岸田さんはその実績をひけらかすこともなく、ウィットに富んだ表現でお話しされ、55歳という年齢ながら、ひとまわり以上若造の僕たちに、すごく気を使って下さります。
「あぁ!やっぱり一流の人はこうなんだな・・・」
話されることも、すごく刺激的でした。
レオンのときの広告収入は、一月5億円ほどで、これはものすごい数字みたいなんですけど、そうなるための仕掛けとか、クライアントとの付き合いかたとか。
頭のなかに常にストーリーを持っていて、旬な時に旬なものを誌面にするとか。
「例えば、グッチのシャツを100枚売る事は簡単だけど、それだけだと自分達の手元にデータは残らない。そのデータがあればもっといろいろなアプローチができるでしょ!」
そんなことから、今のウェブマガジンを立ち上げたとか。
どんなことでも気軽に、というかなんでもしゃべってくださって「そんなこと、話していいんですか?」みたいな。
「でもどんなに、手法や方法を話しても最後の感性だったり、さじ加減だったりは絶対マネできない!俺じゃなきゃできない!」そんな自信にみなぎってるように思えます。
やっぱりその域に行っている人は、みな同じです。
方法とか手法とかの上のステージで勝負している。
「誰でも真似のできることの上にいる・・・」そんな風に感じました。
最後は「男性専門の美容クリニックをやれば!?」とか、「女性心を掴むクイックマジック?ただし一回こっきりね!」とかもご伝授頂き、大変楽しく過ごさせて頂きました。
岸田さん、大野さん、貴重な忙しい時間を割いて頂きありがとうございました!
また是非機会があることを、楽しみにしています。
それまでにシガーのほうもせめて嗜める程度にしておきます。