新店の計画は猛スピードで進み、内装やらロゴやらコンセプトや人事やら色々あるんだけど、それと同時に裏側で動いている自分にとっての大切な事は組織改革。
(写真はプレゼン案なのであくまでイメージです)
今回の出店に伴い大幅な組織変更を行うが、それと同時にそのポジションのやるべき仕事内容と責任、そして何が評価の対象で何を目指すのか?
ある人間は役員となり、ある人間は新しいポジションとして、今までより確実に全員が階段を上り、美容師という「個」ではなく、組織やお店といった「チーム」という視点で物事を考えて行く事。
幹部と言われる人間が、GARDENの成長に確実に自分の将来を重ねていける事と、それを見てどんどん皆が上を目指して行く事。
全体会議で加藤さんも言ってたけど、昨年は自分の美容人生において、最多数と言ってもいいほどスタッフを退社させてしまった。
もちろんそれは給料体系を変え、今後のGARDENの在り方を明確に打ち出した場合に起こる、当然のリスクの一つではあったんだけど、それ以上に、停滞ムードの中で目標を見つけられない人達を増やしてしまった結果が大きかったと思っている。
この業界の未来を考えるとき、お客様という消費者の目線と時代性、それと同様なくらいに、働くスタッフのモチベーションや将来を考えた社内の体制が不可欠な事は言うまでもない。
ブランディングや出店計画と、スタッフの成長が一貫性を持った時に、はじめて流行るお店を創造出来るのだと思ってて、コンセプトや内装、もちろんその予算と、総括的に見えるほど、その責任の重さや求められる最終結果も感じる事ができ、それこそが更に階段を上る大切なプロセスでもある。
更にアシスタントを含めた全スタッフが、自分の今やるべき事や目標が明確になり、それを達成する事での評価も明確である事。ビジョンのもとに具体的な戦略と計画があり、それに連動したキャリアプランや評価制度があり、そこでプロフェッショナルな美容師が200%の力を発揮していく。
まぁ言ってみればそれがマネジメントって事なんだけど、そこをやっと本気で手をつけてる最中なんだけど、やっぱり僕ら美容師の知識だけでは限界はあって、今後の戦略立案も含めて、今どんどん外部の力も入れて行ってるんですけどね。
そんなことしながらも相変わらず毎晩明け方まで・・・
(こっちの学習能力は足りないんだよな。。。)(笑)