vol 879 数字とクリエイション

イベントとか毎日色んな事が続いてブログネタは沢山あるんだけど、写真を撮るのと書く暇がないんだよね(笑)。

 

 

先日はドゥーパという、北海道から四国まで、全国数十店舗?で作られてるグループのイベントに呼んで頂き、滅多にない(笑)加藤とのトークセッションをさせてもらった。

わがままで横暴だとか・・・

ブログの内容がいつもワンパターンで、今やスタッフは飽きて誰も読んでないとか・・・

普段のセミナーとは違い、加藤さんにつっこまれながら様々な話をさせてもらったけど、実は逆にこっちが沢山勉強させられた。。。

 

 

各地区から代表者が一年間の営業戦略を発表し、それらを共有しながらグループ内サロンの成長を図るんだけど、基本的に参加するサロンの数字情報はガラス張りだから、お互い全部解ってて、そこで様々な競争もしている。

例えば年に2回くらいイベントがあって、参加全サロン、全スタイリストで順位を競うんだけど、前回優勝した女性の売り上げなんてすさまじいからね。

 

 

で、二次会とかでは、上位入賞者が次回の目標を発表し、そこでライバル心を煽るというか(笑)、そこでまたがんばっちゃう。

聞くところによると、イベントを始めたのは数年前らしいんだけど、当初の優勝者の売上げは今の半分くらいで、僅か数年でそれだけスタイリストが成長しちゃってるんだって!(まさにグループダイナミズムってやつ!?)

 

 

こういうことは、ある程度サイズが大きくなると一社だけでもやっていて、特に地方では、こういうグループが幾つかあるのは知ってたけど、実際にそれを肌で感じれたのは初めてで、加藤と二人で「いかにうちがママごと経営か・・・」と反省をした次第で。。。

数字とかって、特にクリエイタータイプの美容師ほど苦手だし、それを打ち出す事で変に捉える人いるし、だから数字やマーケティングや営業戦略なんて、自分と本部でさえ把握してればいいと思い続けてきたんだけどね。

 

 

でも本来はそれが組織の骨組みで、美容師と組織両方を育てるんだったら、ある程度の数字を把握させながらも、それを越えて行くクリエイションを打ち出せないとダメなんだろうね。

【THE LIVE】で言いたかったこともそこでもあって、どんな時代でも美容師本人が、お客様の「期待以上」であれば、全ての答えは解決するんであって、その集合体が組織になってれば、そんな営業戦略とか客単価UPなんて話どうでもいいはずなんだけどね。

 

「金メダルは狙ってる奴にしか取れない・・・」

先日ミーティング後河野と飲んでて彼が言ってたんだけど、GARDENの原点てまさにそこで、これから数字という骨組みをきっちり作りながらも、そういう熱を伝達していきたいんだよね。

 

 

感性・・・イメージ・・・クリエイション・・・

組織の骨組みは大切だけど、それ以上にカッコいい美容師でありお店で在り続けないと、この業界魅力なくなっちゃうんじゃないなぁ。

だからGARDENの幹部には両方求めるんだよね。