vol 958 人は水の流れのごとく 

3月もあとわずかで終わり、もうすぐ新しい4月がスタート。

 

 

新卒生の入社前研修として、土日だけ数時間サロンに立ってもらってるけど、それだけで新しい空気を感じられる。

そんな中、3月で3名のスタイリストがまたGARDENを卒業する。

 

 

GARDENにも社内規定はあって、スタイリストは当然ある期間をおいて、きちんとした引き継ぎのもとに退社してもらうので、そういう場合はちゃんと送別会とかもして、僕も必ず参加している。

まぁ結局は退社っていう事で、中には明確に次の道に進む為の場合もあるけど、殆どはそうじゃないから、自分としては残念な気持ちはあるけど、正直あまり気持ちいいものではないのが事実。

 

 

だからといって退社後どうこうって事は自分はなくて、ちゃんと義理を果たして退社したのであれば、その後も同じように何もなく付き合っては行ってるつもりなんだけどね。

昔はよく政治的な圧力をかけたりとか、今でも近くには店を出すなとかあるみたいで、以前は「スタッフはオーナーの私物じゃないだろ」なんて思っていたけど、自分もだんだんそんな風になっていないか?とか考える。

 

 

全ては水の流れのごとくで、それに逆らい押さえつけたり規制を作ったところで、人の気持ちも「理」とか「義」とか「仁」に左右されていくもの。

だから単純に自分やGARDENが魅力的か?そうでないか?だけの話しで、辞めていく人たちの問題じゃなく、自分達自身の問題だってこと。

 

 

また来週からは18名の新卒が入って、そうやって自然と新陳代謝は繰り返すものでもあるんだろうけど、いつでもそういう気持ちを胸に秘めていないと、おかしなことになっちゃうと思うんだよね。

今回の3名に対しても、在籍中の数年間本当に頑張ってくれた人達なので、そこに関しては感謝の想いで一杯だけど、そうさせてしまった今の環境を作っている自分に対しては、悔いの残る複雑な心境なんだよね。

 

 

いつまでも永遠のテーマなんだろうけど。。。