vol 112 この業界の将来・・・ 

今年の私立中学の受験が過去最高数となり、また「進学=安心」みたいになってきてる。もちろんそれは、「ゆとり教育」とか、「親世代の価値観の変化」とかがあって、ここでその話をするつもりではなくて、でも確実に少子化で、若い世代の数は減って行ってる。

 

少子化

 

サイバーエージェントの藤田さんの3月18日のブログにこんな事が書いてあった。

これからこの業界も、「ただ金持ちになりたい!」とか、「自分の思い通りになるお店を出したい!」とか。「自分がこうしたいから!」的な、個人のエゴというかスケールの小さいというか、そんな個人商店のようなお店ばっかりじゃなくて。

もっと大きな「志」を持って、お店を創っていく人が増えていかないと、美容師になる人は、どんどんいなくなっちゃうんじゃないかなぁ?

だってこれだけ選択肢がある時代の若い人たちが、そんな程度のビジョンしか持っていない人たちに「ついていこう!」って思うのかなぁ?

「この業界っておもしろそうだよね!」って、「美容師っておもしろそうだよね!」って、思ってもらえないんじゃないかなぁ?そういうこと、考えてる人いるのかなぁ・・・?

 

美容師の「楽しさ」とか「素晴らしさ」って、そんなことだけじゃないけど、それを知る前に、興味を持つ前に、「美容師になりたい!」っていう選択肢がなくなっちゃうんじゃないかなぁ?

 

お店を創って行こう!!

 

今の30~40代くらいの経営者の人達とか、これからお店を創って行こうとしている人達の中から、そういうお店や、そういう経営者がたくさん生まれていかないと、もっともっと美容師になりたい人は減って行って、お客様を呼ぶどころじゃなくなっちゃうじゃないかなぁ?

 

雑誌やテレビに出て有名になったりして、かっこいい姿を見せて行く事は、これからもどんどんやった方がいいけど、もっと本当の意味でかっこいい人たちが増えていかないとダメなんじゃないかなぁ?

そんなことも考えたりしてます。