「いいものが売れるのではなく、売れるものがいいもの!」
ある本に書いてあったことですが、最近このフレーズをよく使わせてもらっています。
「いいものが売れる」のか、「売れるものがいいもの」なのか?
クリエイティブな業界では大体意見が分かれていて、「いいもの」にこだわる人間はクリエイターみたいに思われ、「売れるもの」にこだわると、「商売気が多い」「流行もの」、それこそ「格好悪いよね!」なんて言われてしまう。
そんなときにいつも思うのが、「どの位置からそれを言っているのか?」ですごく意味合いが違っていて。
この業界でも言えるんだけど、お客様が望むこと、売れるもの、マーケティング、そうなるとそればっかりで、サービスだ!癒しだ!なんて全部右ならえで。
かといえばそれを批判する人達は、「売れる=流行りモノ」みたいな捉え方しかしないで、結局お客様に認めてもらえないから、自分の世界の中だけで終結しちゃう。
僕らは技術者だから、まずはいい技術を習得して、いいデザインを勉強しなきゃいけない。
でもそれは何のために必要なのか?といえばお客様の望むことに応えるためであって、イコールそれは結果が伴うことであって、だから売れるのであって。
「売れれば何でもいいのか?」「結果がすべてじゃないだろ?」なんてよく聞きますが。美容師としての技術やデザインを必死に追求している我々だからこそ、「売れるものがいいもの」ということを理解しなければいけない。
それをしっかりと大人として理解していかないと、本当のリーダーにはなれない。
いいものを妥協せずに追求して、その上で「売れる」という事を理解する。
そういうことを積み重ねてはじめて、「本当にいいものは必ず売れる!」っていう領域に行けるんじゃないかなぁ?
それが『ブランド』ってもんじゃないかな?
GARDENのスタッフたちはそこをちゃんと理解して、素晴しい美容師であり、大人に育っていって欲しいと思っています。