Un amiネタがちょっと続きますが、メンバーを呼んでの食事会。(一応赤飯とかも炊いてみたりして・・・)
driveのときもそうでしたけど、会えなくなるわけじゃないけど(笑)、自分から手の離れた所で頑張ってくれる事に関しては、それなりの想いはあります。
小さいながらもブランドを立ち上げる苦悩や葛藤や責任の重圧、でも今の彼らには未来への希望しかないんでしょうけどね(笑)。
僕らの商売とは違って、レストランでも、バックや車を売る場合でも、それこそとことんマーケティングしたり、データ分析を徹底的にやって、顧客ニーズにあった商品を開発するものなんだけど、最後は売り手側の一方通行で買ってもらう。
どれだけお客様の事を考えた商品でも、市場から材料を調達して、商品として作り上げたものを買って頂く。
でも僕たち美容師は、お客様という素材がベースにあるから、最後まで一方通行ということはありえず、言ってみればお客様との共同作業によって商品を作り上げる。
そこはとても重要な所で、だから一般的なビジネスのロジックだけでは通用せず、創造していく過程で、お客様というフィルターを通さない限り、商品は生み出せない。
スタッフが売れてる先輩を観察して、どんなふうに切ってるか?とか、テクニックを盗んだりして、コピーみたいに真似てみて(笑)、それはそれで間違ってないんだけど、それで自分も同じような結果が出ると勘違いしたりする。
技術というのは武器の一つで、本当はその先輩の何を見なきゃいけないか?っていうと、コミニケーションの内容で、どんな風にお客様と関わってたり、どんな提案の仕方をしてるか?という共同作業の実態を見抜くことなんだよね。
コミニケーションの上手い人は、人付き合いも上手く、人脈も多いし、友達も多い、だから変な話、面接のときに「友達の多い人」を採用した方が、将来性があるのは間違いないんだけどね。
もともと僕も性格上、外で人脈を作ることがあまり得意ではないんだけど(笑)、そんなコミニケーション力というか、相手が何を考えどうして欲しいかを感じる感性、それがお客様との共同作業の中身を濃くしていくこと。
こうした機会を積み重ねる事もそういうことだと思うんだよね。