vol 242 メイキング 7

スタッフたちが頑張れるモチベーションとはどこにあるんでしょうか?

 

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それは年齢、キャリアによっても違うと思います・・・

20代は美容師としての自分を高めるために、例えば「いい技術者になりたい」とか、「お客様にたくさん支持されたい」とか、「雑誌に載るような有名な美容師になりたい」とか、そんな夢に向って、人が寝ている間も惜しんで練習します。

 

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30代になっていくと、美容師としては油が乗ってきて、自分一人ではなく、その世界観を表現できるような「お店」を創ってみたくなります。

ただ、20代の努力次第で、それは篩いにかけられ、全員がそうなれるとは限りません。

 

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20代と30代では、当然体力や気力、また生活環境も大きく変わり、ただがむしゃらに、目標も無しに頑張る事はなかなかできなくなります。

さらに40代が近づくと、生活環境は激変し、実際の収入が伴わなければ、安心して働くことは出来ません。

まして、一美容師として、お店に所属しているだけでは、将来に絶対的な不安を抱え続けます。

20代、30代、40代そしてその後までも、年齢やキャリアに応じて、常に頑張れて、常に楽しく働ける。

そんな美容室は『不可能』なんでしょうか?

そんな時に「我々が語る夢やビジョン」エゴや野心ではない、みんなが頑張れる目標。

 

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そのことに向って、我々トップがまずどんな姿勢で臨んでいるのか?
その目標に向ってどれだけ直向に、実行しているのか?一番問われるのはそこだと思います。

そのためには、新たな事業構築のありかた、戦略のありかた・・・様々なことにトライしていかなければいけない。

「現状維持は下降」

現状をキープして、お店を出さなくても、経営者だけは豊かになれます。

でも若いスタッフから、家庭を持っているスタッフたちすべてのことを考えたなら、出店していくしか方法はないはずです。

今はたまたま勢いがある時なのかもしれません。

だからこそ、ちょっと背伸びしてでも、まだ早いかもしれないけど、

今この銀座のプロジェクトに、トライしなければいけないんだと思っています。

続く