vol 338 『浪費』ではなく『投資』をすること

スタイリストの榎本さんと、ちょっとしたご褒美もかねた食事会。

 

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榎本さんは年末の目標を早くも半年前倒しで、クリアーしてしまいました。

ブログでも紹介したように、「とにかくたくさんのお客様を、かわいくかっこよくしてあげたい!」

その想いがダイレクトにお客様に伝わり、結果に表れてるんだと思います。

そんなこともあって、ちょっと贅沢なところへ行ってみました。

 

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彼女はまだ20代半ばで、今まではただ無我夢中に、それこそ美容以外の世界とはほとんど触れ合わずにやって来ていて、もちろん美容師は、そうやってどっぷり美容漬けになる時期も大切なんだけど、彼女のように一つ階段を登れたなら、これからは少しづつ視野を広げていく事も大切です。

自分が欲しいもの、目に見えるもの、あるいは見栄をはるためのもの。

そんな物欲のために努力する時期もあって当然です。

でももうひとつ上へ登ってくためには、そんな『浪費』や『消費』ではない、『投資』をしていく事も大切です。

 

例えば今日のように、普段は行かないようなところへも、背伸びして行ってみる。

例えばこれからは、仕事ばかりじゃなくて、休みも取って海外で何かをしてくる。

欲しいものを買うだけじゃなく、その時間とか、体験、もしくは後輩たちや人との出会いなんかに『投資』していく。

ようは、ただ欲望の赴くままにお金も時間も使ってしまうのか?それとも何か必ず意味を求めてそれらを使っていくのか?高いとか安いとかじゃなく、なぜ、何の為にそうするのか?を常に考えて、その大切な時間やお金を使う意味を自分の中でしっかりと持っていく。

それによって視野は大きく広がっていきます。

 

そうすると不思議な事に、それは同じ時間や労力を使っても、後になって、残っていく物と、何も残らない物にはっきり分かれていく。

そんなこだわり、あるいはこれも美意識や美学みたいなことかもしれないけど、

周りを見渡すと、それがあるか?ないか?で大人としての成熟度みたいなことにも、はっきり差が出てくる。

 

ただ『消費』や『浪費』してきただけでなく、ちゃんと『投資』してきた人は、当然のごとくそれだけの何かが蓄積されていく。

それは体験からくる、知識の広さや自信だったり、あるいは周りの人からの信頼だったり。

逆に何も考えず、今ばかりしか見えないで、そんな『浪費』や『消費』をを繰り返してる人は、何も残っていかないし、人からの本当の信頼も得られない。

 

榎本さんも、これからそんなことまでも感じ取りながら、全てにちゃんとした自分なりの意味を見出して、今まで以上に視野を広げていくことが大切です。

そうやってもっともっと魅力的な美容師になっていって、自分がdriveの秋葉さんに憧れてきたように、後輩たちから憧れられ、目標にされるような女性へと成長して下さい。

これからの活躍を楽しみにしています!