vol 487 大きな岐路

「よくそんな毎日書くことありますね!」とかスタッフに言われますけど、季節のせいか?(笑)考えることや感じることが多く、常にアウトプットしてないと気が済まないんですよね(笑)。

 

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前回の続きみたいになっちゃうけど、自分たちの時代は(あんまりこういう表現はよくないのかなぁ)、「とりあえず生き残ってナンボ」「人の何倍も努力しなきゃ勝てない」「ライバルを蹴落としてでも自分が這い上がる」みたいな。

 

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「そうやって生き残った者だけが勝者」のような。

「協調よりは競争の中で力をつけた奴だけが夢を勝ち取る」みたいな。

 

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そんな時代に育ってきた自分たちには、それが当たり前の価値観だったし、

それが未だにどこかには染みついている。

 

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だけどこれからは、その競争と協調の割合をどの辺で線引きしていくかが経営を分けると思うし、それこそが会社としての理念の部分にもなっていくところだと思う。

 

「何やってんだテメーは!」「嫌なら辞めちゃえよ!」なんて、罵声に近いことを言われもしたし、自分たちもそうやって今のディレクターたちを育ててきました。

それは何よりも強い「個」を優先してきて、そうやって成り上がって、「美容師ドリーム」みたいな夢を達成することがすべてのモチベーションとなっていたから。

 

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だけどこれからGARDENが上ろうとしている階段はもうそこにはなくて、きっとこれが、これを自分たちが本当に呑み込んでいけるか?が、この業界の一つの大きな壁なんだろう。

これを超えていかないと、本当の意味での「スタッフの幸せ」とか、「この業界を変えていく」なんてことは、といてい出来ないんだろう。

でもそれは決して「甘やかす」って事ではないんだけどね。

 

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GARDENに入社して2年くらいしか経っていないスタッフたちが、もうすでに半分近くになり、そんな彼らは間違いなく次のGARDENを望んでいる。

ここが一つの大きな岐路なんだろうね。