vol 568 すごくいいけどほどほど

以前話してた津波が少しずつ押し寄せてきましたね。

(そんな状況でも食事会ばかりですが・・・)

 

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世の中の価値観や状況が変化してきて、「美容室は景気に左右されない商売」なんて言ってたのは、もうとっくに過去の話。

世の中が「デフレ思考」になったり、でもちょっと良くなると「高価値思考」になったり、企業はその度に対応を迫られ、「安いものがいい!」だったり「高くてもいいものを!」だったりね。

 

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でも間違いなく、消費者の目や感覚は肥えていって、「いいもの」でもできれば「安く」とかになって行かざるを得ない。

 

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最近のビジネス関係の番組なんかでは、その業界の盲点をついて、出来る限りのコストダウンをはかり、「我々の使命は、お客様に安くていいものを提供することです!」みたいな事ばかりクローズアップされ、事実今成功してるのはそんなところばかりですよね。

飲食の業界でも、「すごくいいけど高い」ってレストランは自分もあまり通わないけど、「いいんだけど値段もそんなに高くないんだよね」ってところが、予約の取りにくいお店になってるんじゃないかな?

 

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そうすると答えはコスト構造の見直ししかなくて、今まで当たり前だったことをすべてゼロから考え直し、その価格がはじき出せる体質に変えていくしかない。

差別化なのか?ブランディングなのか?低コストの体質を作ることなのか?

技術者のレベルやモチベーションが商品力を支えていて、それゆえにマーケティングの概念があまり通用しない業界だったかもしれないけど、これからその両面で高いポテンシャルのお店しか生き残っていけないんでしょうね。

 

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(それでも最後はモチベーションの高いスタッフがどれだけいるかが決まると思いますけどね!)