百貨店売上が反転し始め株価が暴騰し、逆にユニクロの動向が注視されてる最近、経済はどんな方向へ向かうんだろうか?
低価格であれ何であれ、消費者のニーズはどんどん変化していて、財布の紐を締めて古着のリサイクルを何十円で買ったりしてたかと思うと、成城石井で「少しでいいからいいものを」だったりする。
そのニーズの変化の速度はとても速く、企業努力もせずにぼーっとしてるような人達はどんどん取り残されて行くのは必然だろう。
その「努力」って言うのが重要なんだけど、自分の中で頑張ってるレベルで満足してる人達は全然ダメ!
じゃぁどんなことかというと、MBAなんかだと、マーケティング戦略、財務戦略、組織人事戦略と言われるように、常にそこには「競合」が存在している。
世の中(消費者)と競合他社(業界)を徹底的に分析して、そこではじめて自社の強みを見出し、それに沿ったお金の投資の優先順位や、組織の作り方、または人事評価のあり方なんかを戦略的に決めていく。
先日もカンブリア宮殿かなんかでやってたけど、マクドナルドなんかは新しい社長に代わって、「マックカフェ」という従来のハンバーガーショップからドメイン事態を見直した戦略に切り替えてるけど、社内教育や子供達へのアプローチとして、任天堂のDSのソフトまで開発してる。
今話題のユニクロやニトリや餃子の王将なんかも紹介されてて、やれ「自主性だ」「軍隊型だ」と見方は様々だろうけど、常にそうやって明確な戦略に基づいて、どんな人材が欲しくてどんな人材を育てるかがはっきりしている。
自分達はというと、確かにお客様のことを考え日々試行錯誤してるんだろけど、結局は「井の中の蛙」というか、自分のまわりと自分のお店だけしか見ずにあーだこーだやってるのが現状だと思う。
それ自体自分の中で頑張ってると思ってるレベルなんじゃないかなぁ・・・
番組の終わりでこれからの時代は、「成功するためではなくサバイブ(生き残る)ため」にやらねなきゃいけないのだと言ってた。
自分達の経験値と自分達の身の回りだけを見て頑張ってるつもりじゃ、これからは生き残ってさえいけない時代であって、もっとアンテナを張って、自分から時間とお金を投資してでも様々な体験をして、
常に危機感を持って客観視した上で、何かを積み重ねていく。
それくらい当たり前にやっててこそ、「努力してます」と言えるのが今の時代の最低レベル、だからそれくらいの問題意識とか向上心とか行動力を持ってないと、これからは美容師としても
必要されなくなっていく!
GARDENのスタッフは、その辺がまだまだ足りないんじゃないかな。