4月からの8チームが少しずつ機能し始め、リーダーを中心により濃い朝礼が行われ、まだまだとはいえちょっとづついい方向に動いてきています。
1チーム12、3人だとリーダーの目が行き届き、美容師は基本的には人が好きだから、「面倒を見ること」は好きなんだけど、これ以上の人数になると「管理」する事になっちゃって、「管理」することは殆どの美容師は向いてないということもつくづく解ってきた。
あとこれくらい大人数で働いてると、「誰かがやる」っていう甘えとか、「コレくらいはいいだろう」みたいなことが多くなって、ちょっとしたゴミの捨て方一つが、気がついてみるとすごく汚いことになってたりもする。
口うるさく何べんも言ってるけど、そんな簡単なことさえなかなかきちんとできないのが現実。
手が空いた時に床を掃かない人とか、掃除をいい加減にやる人とかは、「損得でものごとを考える」レベルの人で、結局タバコのポイ捨てとかもそうだけど、「自分は偉いから」とか「何の見返りがあるのか」をまず頭に浮かべてるうちはそんなレベル。
「汚ければ綺麗にする」「ゴミが落ちてれば拾う」そんなことは何も考える必要も無く、体が当たり前に動くべきことで、そういうことを自然に何も考えずに出来ることが実は人としての大きな成長だということ。
人間だから甘えや驕りもありがちだけど、逆にこれだけたくさんの人数でやってるんだからこそ、そんな良くない部分をフォローし合えばいいと思うんだけど。
「美しい行い」というのは常に自分以外を「思いやる」こと、飲みっぱなしの缶コーヒーは誰がかたづけるのか?散らかした床は誰が掃除するのか?そういう風に、常に自分の行動や言動は誰かに影響を与えていて、だとしたら、少なくとも誰かに迷惑を掛けたり、嫌な思いをさせないくらいの想像力は必要なはずだよね。
自分は常にそういうところに価値を置いてみんなを見てるし、そういう心持のない人間とは仕事を一緒にしたいとは思えないし、そんなことが実はサロンの土台を築くんだろうと思っている。
「美しい行いか?」常に問いかけるべきだよね!